無料循環バス「はまバス」が浜松町エリアで運行中
浜松町エリアで新たな地域活性化の試みとして、一般社団法人浜松町芝大門エリアマネジメントが運営する無料循環バス「はまバス」が2025年11月1日から試験運行を開始しました。このバスは、地域の回遊性向上と観光促進を目的としており、短距離移動を提供します。試験運行期間は11月1日から14日までの2週間で、すでに多くの利用者がこの新たな移動手段を体験しています。
浜松町駅を起点に地域を結ぶ
「はまバス」はJR浜松町駅を起点に、東京タワーやフェアモント東京、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイなど、主要な観光地や宿泊施設を繋ぐ循環ルートを運行。スタートからわずか1週間で多くの方が乗車し、観光や飲食、買物を目的に利用しているという回答が車内アンケートからも明らかになりました。特に、駅と観光スポットを結ぶ「観光シャトル」としての役割を果たし、地域内移動の利便性を大きく向上させています。
偶然の発見が魅力の一員に
多くの乗客が「無料で乗れる」「便利そう」といった理由から利用したと答えたこのバスは、偶然の発見や気軽な移動を提供しています。実際、「ホテルから東京タワーまでの道が少し遠いので助かった」という声や、「たまたま見かけて乗ってみたが快適だった」といった利用者の体験談も寄せられています。こうした意見は、地域内での新たな発見を促すきっかけとなり、利用者間で楽しまれています。
高い満足度と今後の期待
試験運行に参加した利用者からは、高い満足度が確認されています。観光客や買い物客からは「街を巡る良いきっかけになった」「心地良い景色を楽しみながら移動できた」といった声が多く寄せられました。一方、通勤や送迎を目的とする利用者からは、「運行間隔を短くして欲しい」「停留所を増やして欲しい」との改善要望も寄せられ、今後の運行設計にとって貴重な意見が集まっています。
地域の一勢力としての役割を果たす「はまバス」
この新しい無料循環バス「はまバス」は浜松町芝大門・竹芝・芝浦の三つの地域を結ぶ実証データをもとに、今後の運行における地域活性化の鍵となる役割を果たします。試験運行を経て、次回以降の実証では停留所の追加や運行ルートの見直しが検討され、さらなる利便性向上と回遊性の拡大が期待されています。地域住民や観光客がこのバスを通じて浜松町の多彩な魅力を体感することができます。
無料で乗れるこの「はまバス」を利用することで、浜松町エリアの観光や地元の店舗を堪能してみてはいかがでしょうか。歴史や文化と物流が交錯するこの地域で新たな発見をするチャンスが待っています!
実証実験の概要
- - 名称: (仮称)はまバス試験運行(浜松町エリア無料循環バス)
- - 実施期間: 2025年11月1日(土)~11月14日(金) 【14日間】
- - 運行時間: 8:30~19:00
- - 運行ルート: JR浜松町駅北口・旧芝離宮恩賜庭園前 → 東京プリンスホテル → 東京タワー → フェアモント東京 → ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ(循環)
- - 料金: 無料
- - 協力: 株式会社TOKYO TOWER, 東京プリンスホテル, フェアモント東京, ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
- - 運行管理: 日の丸自動車興業株式会社
この機会を逃さずに、ぜひ「はまバス」を利用して浜松町の魅力を再発見しましょう!