若者を応援!「はたちの献血」キャンペーンが始動
冬季は風邪やインフルエンザが流行し、献血者が減少する傾向があります。特に、10代や20代の献血協力者は年々減少しており、東京都はこの課題に対処するため、1月から2月にかけて「はたち」を迎える若者へ向けた献血キャンペーンを展開します。
理由と背景
東京では、献血者の数が10年前と比較して、10代、20代ともに約3割減少しています。高齢者人口の増加に伴い、今後は医療での血液の需要が比例して増加する見込みです。安定した献血者の確保がますます重要となる中、東京都は新しい施策として若い世代へのアプローチを強化しています。
このキャンペーンでは、多くの都民に献血の重要性を伝え、献血に対する不安を少しでも和らげることを目指しています。これに賛同し、注目を集めているのが、芸人の蛙亭のイワクラさんと中野さんです。
蛙亭による呼びかけ
蛙亭のイワクラさんは自身が献血歴10年以上の「献血好き」として知られる存在です。彼女は中野さんと共に動画を通じて「気持ちをアゲる献血」を呼びかけています。
この動画では、献血に対する疑問や不安について語る中野さんに対し、イワクラさんが自身の経験をもとに返答をする形式で進行します。「献血って怖くないの?」との疑問を持つ若者たちに向けて、イワクラさんのポジティブなメッセージが展開されるのです。
アフタートークも公開
さらに、彼女たちの献血への熱い思いを伝えるアフタートークも、1月10日(金)から公開されます。この内容では、イワクラさんが献血への情熱や意義、中野さんがこれまでの体験を共有するインタビューが行われます。
収録の裏話やその時の思い出と共に、観る人の気持ちをより高めることをintentしています。吉本興業のFANYマガジンでこのアフタートークの詳細をご覧いただけます。
献血の実施場所
東京都内では、常設の献血ルームや献血バスなどで献血が行われています。具体的な情報や予約方法は、東京都赤十字血液センターの公式サイトをチェックしてください。予約は、アプリ「ラブラッド」の利用も可能ですので、ぜひ利用してみてください。
献血には、平日が比較的空いていますので、可能な方は少しでも手が空いている時間を見つけてご予約いただくことをお勧めします。特に、新宿西口献血ルームは現在休所中ですので、事前に情報を確認してからご利用ください。
今後の課題
献血者数が減少する中、若い世代の理解と参加が急務です。調査によると、10代・20代の約34%が「いつか献血をしたい」と感じています。しかし、針を刺される痛みや不安を理由に躊躇する声も多いのが現状です。
このキャンペーンを通じて、献血が生命を救うボランティアであることを再認識し、多くの方々に献血に参加していただけると嬉しいです。イワクラさんと中野さんの呼びかけをきっかけに、心が踊ったらぜひ献血会場に足を運んでみましょう!