テリー・ライリー90歳を祝う特別な音楽祭のクラウドファンディングが開始！

テリー・ライリー90歳誕生日祭のクラウドファンディング始まる

ミニマル・ミュージックの先駆者であるテリー・ライリーが、2025年6月24日に90歳を迎えます。それを祝うため、彼の長年の親友であるクロノス・クァルテットが中心となって「テリー・ライリーMatsuri2025」と題した特別な音楽祭を開催しようとしています。この祭りの実現には、皆様からのご支援が必要です。

ライリーの音楽とコロナ禍での影響

アメリカ・カリフォルニア出身の作曲家テリー・ライリーは、これまで音楽界に多大な影響を与えてきました。彼はインド古典音楽に深い感動を受け、独自のスタイルを確立。特に彼の代表作『In C』や『A Rainbow In Curved Air』は、ミニマル・ミュージックの名作として広く知られています。

ライリーは、2020年の日本訪問中にコロナ禍の影響で長期滞在を余儀なくされましたが、その期間中に日本の文化や環境に深く影響を受け、今では山梨に在住しています。

クラウドファンディングの詳細

2025年1月14日から3月31日まで、彼の90歳を祝うための資金を募集するクラウドファンディングを開始します。目標金額は390万円の第一目標、最終目標は600万円。集まった資金はコンサートの制作費やアーティストの渡航費、運営費に使われる予定です。

このプロジェクトは、東京藝術大学の協力のもと、クロノス・クァルテットと共に進められています。公演は6月25日、県立音楽堂での「テリー・ライリー生誕90歳を祝うコンサート」と、6月28日に東京藝術大学奏楽堂で行われる「テリー・ライリーとクロノス・クァルテットの共演」を予定しています。

特殊なコラボレーション

特に注目が集まるのは、コロナ禍で中止となった「サン・リングズ」の日本初演です。この作品は、クロノス・クァルテットと合唱団の協働によって演奏されます。また、ライリー自身がバースデーの特別パフォーマンスにも参加予定です。

結びに

この一大イベントは、テリー・ライリーの音楽に触れる貴重な機会となります。彼の音楽にすでに魅了されている方も、まだ聴いたことがない方も、ぜひ彼の90歳のお祝いに足を運び、特別な瞬間を共に感じていただきたいと思います。

プロジェクトの詳細やクラウドファンディングに関する情報は、公式ウェブサイトでご確認できます。日本全体で彼の90周年を盛大に祝うMatsuriを実現するため、皆様の温かいご支援をお待ちしています！

主催：テリー・ライリーMatsuri2025実行委員会
共催：Kronos Performing Arts Association(KPAA)
お問い合わせ：[email protected]