「ブックサンタ2025」子どもたちに本を届けるチャリティー活動の新展開

「ブックサンタ2025」：新たな希望を子どもたちに

大切な子どもたちに「本」を届けるチャリティー活動、「ブックサンタ2025」が2023年の9月23日から始まりました。過去6年間にわたり、特別な思い出を作るサンタクロースとして、多くの人々の善意で支えられてきたこのプロジェクト。今年のパートナー書店は全国で1,851店舗となり、少し減少しましたが、参加書店法人数は過去最高の150に達しました。これまで以上に多くの人々が、この素晴らしい活動に賛同し、子どもたちへ笑顔を届けることを目指しています。

子どもたちに新品の本を

「ブックサンタ」は、貧困や病気、被災などに苦しむ子どもたちに新品の本を贈る活動です。「書店で誰でもサンタクロースになれる」をテーマに、全国の書店とNPOが連携して展開しています。これまでも多くの方々から寄付いただいたおかげで、これまでに累計400,176冊もの本が全国の子どもたちに届いています。

新たな試み、活動応援しおり

今年のブックサンタでは新たに「活動応援しおり」の販売がスタートします。特製デザインのしおりは3種類あり、これまで本を受け取った子どもたちの手書き感想が採用されています。本を寄付するのが難しい方でも、しおりを購入することでプロジェクトを支持できます。代金の一部は、書店からNPOを通じて送料や本の管理費に充てられ、子どもたちへの本の贈り物に繋がります。

しおり情報

- デザイン：3種類
- 価格：1枚550円（税込み）

参加する書店では、しおりの購入ができ、あなたの応援が子どもたちに届きます。一緒に参加して、笑顔を増やしましょう！

書店数と活動の現状

2017年に58店舗から始まった「ブックサンタ」は、年々規模を拡大してきましたが、今年はパートナー書店が減少しました。これは書店業界全体が厳しい状況にあるためです。しかし、新たに書店100店舗以上が参加するなど、賛同の輪は広がっています。この経済状況下でも、子どもたちに本を届ける取り組みが継続されていることは、非常に心強いことでしょう。