サークレイスがAIエージェントBPOサービス『AIO』を展開 - Salesforceの力で業務効率化

サークレイス、AIエージェントBPOサービス『AIO』による業務効率化の新展開

デジタルソリューションを提供するサークレイス株式会社が、株式会社パソナと協力して新たなAIエージェントBPOサービス『AIO』の導入を発表しました。本サービスは、SalesforceのAIエージェント『Agentforce』を利用することで、業務の効率化や顧客満足度の向上を図ることを目的としています。

AIOサービスとは何か？

『AIO』は「AI BPO（人工知能ビジネスプロセスアウトソーシング）」の略称であり、AIエージェントを活用した業務プロセスのアウトソーシングを意味します。これにより、企業の業務効率が大幅に向上することが期待されています。特に、今後はAIエージェントの導入に伴い、業務プロセス自体が変革することが求められ、そのためには業務ノウハウを持つ専門家とAIエージェント技術者の協力が重要です。

Salesforceの『Agentforce』を活用する理由

サークレイスは、Salesforceプラットフォームにおける豊富なデータと経験を基に、AIエージェント『Agentforce』を選定しました。これにより、初期投資を抑えつつ、より迅速に顧客のニーズに応えることが可能になります。過去の開発実績や、2024年5月からの『Salesforce 生成AI & Salesforce Data Cloud PoC支援パッケージ』のリリースにより、サークレイスはSalesforce AI技術に関する知見を深めています。

提供するサービスのメリット

このサービスの導入により、以下のような具体的なメリットが得られます。

- 迅速かつ正確な顧客対応: AIと人的助けの両方を活用することで、顧客への対応が速く且つ正確になります。これにより属人化を防ぎ、マンパワー不足の解消にも寄与します。
- 初期投資の抑制: Salesforceプラットフォームを活用することで、初期投資のコストを削減し、業務の効率が向上します。
- 業種別に特化した自律型AIの展開: 業界に特化した運用ノウハウを蓄積し、高度な自動化コンタクトセンターの基盤を形成します。

このサービスを通じて、企業が人的資本を最適に活用し、持続可能な成長を実現するための支援も行います。特に、労働力不足の解消を図ることが期待されており、AIが人的業務を効率的にサポートすることで、質の高いコンタクトセンターの運営が可能になります。

今後の展望

今後、サークレイスは金融、製造、小売といった、お客様サポートの質が事業成果に即影響を与える業界に対するサービス展開を進めていく方針です。また、協業において得られたデータと知見を活用し、実効性高い自動化ソリューションの開発を進めることで、企業における生産性の向上及び持続的な成長を支援します。このようにして、日本の労働市場が直面している構造的な課題に貢献していく所存です。

サークレイスの会社概要

サークレイスは2012年に設立され、2020年には現在の社名に変更しました。DX（デジタルトランスフォーメーション）や業務改善に関するコンサルティング、SaaS製品の開発などを行っており、Salesforceなどのクラウドソリューションを活用したワンストップサービスを提供しています。今後も、企業の成長を支える革新的なソリューションを提供し続けることを目指します。