アルファドライブが教育事業_RePlayceに出資し未来の教育を共に創造

アルファドライブが中高生の未来を支援するRePlayceに出資

株式会社アルファドライブは、中高生向けのキャリア探索サービス「はたらく部」と通信制高校のサポート校「HR高等学院」を運営する株式会社RePlayceに出資することを発表しました。この出資は、日本の教育の未来を共に築くための重要な一歩となります。

RePlayceの背景と成り立ち

RePlayceは、元々株式会社NTTドコモの中で生まれた中高生向けのキャリア探求サービス、「はたらく部」が独立して設立された企業です。多様な社会人と接点を持ち、子供たちが自己実現に向かって努力する環境を整えることが使命です。特に2025年には「HR高等学院」を開校し、更にその取り組みを強化します。

アルファドライブは、RePlayceの理念と形式が自社の「人の可能性をひらく」という目的と一致するため、出資を決定しました。この投資は、新しい教育モデルを創出し、社会に貢献する一助となることでしょう。

アルファドライブの支援内容

アルファドライブは、RePlayceに対して「仮想出島スキーム」という独自の支援体制を提供しています。このスキームは、新規事業が既存の企業体制に悩まされないよう、多角的な支援を行うものです。社内のガバナンスやプロセスの制約により、新たなビジネスを立ち上げられない問題を解決するために存在します。これにより、RePlayceは新たな事業手法を試しながら、より良い教育環境を構築できるのです。

RePlayceの提供サービス

はたらく部

「はたらく部」では、中高生たちが社会人と直接関わることで、「働く」ことについて理解を深めるためのキャリア探求を行っています。生徒たちは、さまざまな業界で活躍する現役社会人とコミュニケーションを取り、自分の強みや将来の進路についての視点を広げます。昨年度は経済産業省のキャリア教育アワードでも優秀賞を受賞しており、その教育効果が高く評価されています。

HR高等学院

2025年に開校予定の「HR高等学院」は、多様な社会人と直接会う機会を提供し、企業との連携を通じて学びを深化させます。これにより、高校卒業後の進路支援だけでなく、大学への進学プログラムも充実しています。特色あるカリキュラムを通して、社会で通用する力を身につけるための環境が整っています。

両者のビジョン

RePlayceの代表、山本将裕氏は、教育を通じて未来に希望を持てる社会を目指し、持続可能な教育モデルの創出に取り組んでいます。一方、アルファドライブの加藤隼氏は、RePlayceとの関わりが今後の日本の教育の向上に寄与することを期待しています。両者が協力することで、多くの学生の可能性を引き出し、活力あふれる社会を実現することができるでしょう。