新たなライフデザインを提案するミドルシニア支援協会の設立

ミドルシニア世代の未来を共に創る新たな取り組み

2023年、一般社団法人ミドルシニア・セルフ・エンパワメント協会が設立されました。これは「人生100年時代」を迎えるミドルシニア世代のライフデザイン形成を支援し、日本全体の活力向上に寄与することを目指しています。この協会には、ライフシフト・ジャパン、株式会社エンファクトリー、株式会社アントレ、株式会社ビジネス代謝ラボという4つのスタートアップ企業が共同で参画しており、彼らの専門知識とネットワークを活かして、ミドルシニア世代のためのコミュニティを構築していきます。

設立の背景

日本は現在、50歳以上の人口が50％を超える時代へと突入しました。特に40代から60代のミドルシニア世代においては、これまでの「働き盛り」や「引退前」という人生のステージを超えて、セカンド・キャリアやサード・キャリアの新たな挑戦が求められています。多くのミドルシニアが新しい一歩を踏み出したいと考えながらも、「何を始めれば良いのかわからない」や「従来の働き方しか選択肢がない」といった不安を感じています。

このような状況を受けて、協会は3つの主要なプログラムを通じて、ミドルシニア世代の学び直しや挑戦を支援することを宣言しました。

ポイント1: マインドセットの醸成

人生100年時代を生きるには、学び続けるマインドセットが不可欠です。協会では、自らの変身資産を把握するためのワークショップを提供し、参加者が意識を確認できる場を設けます。

ポイント2: 異業種ネットワークによる相互支援

異業種から集まった仲間とのグループを作り、定期的な情報交換を通じてお互いに刺激し合う環境を整えます。これにより、独自の視点を得ることができ、新たな行動を促進します。

ポイント3: リテラシー向上のための学びの機会

毎週開催されるオンラインセミナーやテーマ別グループを通じて、働き方や暮らし方に関する情報交換の場を提供します。さらには、仕事体験や副業のトライアル体験、メンターとの対話の機会も用意されています。

これからのサービス提供

協会は、ミドルシニア世代のための企業横断型コミュニティを作り、様々なロールモデルとの出会いや学びの機会を提供します。形式にとらわれない多様な経験を通じて、メンバーのライフデザインを豊かにすることを目指しています。

「LIFE SHIFT GARDEN」：新たなプラットフォーム

「LIFE SHIFT GARDEN」は、ミドルシニア世代が自身の人生を振り返り、今後のプランを考えるためのオンラインコミュニティです。参加者は共に学び、情報を共有し、人生をより豊かにするヒントを見つけることを目的としています。

このコミュニティでは、定期的に「ガイダンス＆変身資産アセスメント」などのプログラムを実施し、参加者同士が励まし合いながら自らのキャリアを形成していくことが促進されます。セミナーやイベントも定期的に開催し、参加者同士の交流を深めます。