TASCAM Sonicviewシリーズが新たに進化!
TASCAMが誇るデジタルミキサー『Sonicviewシリーズ』が、ファームウェアの最新バージョンであるV2.0.0のリリースを発表しました。これにより、業務用放送現場のニーズにさらなる柔軟性と機能性を提供します。今回のアップデートでは、特に注目すべき点がいくつかあります。
新機能のご紹介
まず最初に、SMPTE ST 2110規格への対応を可能にするオプションカード『IF-ST2110』が新たに導入されました。このカードを使用することで、IPスタジオシステムの一環として、デジタルミキサーがより利便性の高いものとなり、構築が容易になります。
さらに、Ember+及びSNMPに対応したことで、ネットワーク経由での外部制御や監視もスムーズに行えます。これにより、多様な放送システムにおけるニーズに応えることができ、すでに多くの放送局に導入されています。特に、スタジオ環境だけでなく、中継や車載用途においてもその活躍が期待されます。
オートミキサー機能の強化
SonicviewシリーズのV2.0.0では、ゲインシェアリング方式のオートミキサー機能が新たに追加されました。この機能により、最大4つのグループを設定し、それぞれのグループごとに独立したミックスが可能となります。特に、パネルディスカッションやイベント、トークショーなど多人数が参加する場面において、スムーズな音声処理を実現し、使用感を高めています。
また、司会者の発言を優先するPRIORITY機能や、特定チャンネルのレベル調整機能(WEIGHT機能)も搭載されており、様々なシチュエーションに対応可能です。これにより、現場での操作性が向上し、質の高い音声の提供が実現します。
高い信頼性と操作性
小型でありながらも非常に高い音質と低いI/Oレイテンシーを実現している『TASCAM Sonicviewシリーズ』は、そのコンパクトな設計が特徴です。設置場所も選ばず、放送局において求められる高いパフォーマンスを提供します。多様な使用シーンに適したデジタルミキサーとして、業界からも高く評価されています。
未来の放送を見据えて
TASCAMは、確かな音質と耐久性をもって、長年にわたり放送・録音業界から支持を受けてきました。今回のアップデートも、これまでの実績を活かしつつ、プロフェッショナルに向けた新しいソリューションを提供しています。今後は、この新機能の活用で、さらなるクリエイティブな発展が期待されます。
まずは公式サイトから新ファームウェアをダウンロードして、Sonicviewシリーズの新機能体験してみてはいかがでしょうか。
この機会に、進化を遂げたSonicviewシリーズを導入し、より品質の高い放送を実現してみてはいかがでしょうか。