富士吉田市に登場！自動運転EVバスの実証運行が2026年にスタート

富士吉田市が誇る自動運転EVバスの実証運行が始まる

富士吉田市は2026年1月5日から、新たに自動運転のEVバスの有償実証運行を開始することを発表しました。この取り組みは、持続可能な地域公共交通を実現するための重要なステップとされており、市内を循環する「富士みち」を中心に展開されます。

今回運行されるのは、レベル2の自動運転技術を搭載した「ティア Ⅳ ミニバス」。このバスは、オペレーターが乗った状態で自動運転を行いながら市街地を循環します。運行本数は1日6便、乗車定員はオペレーター1人を含めて合計16人。設定速度は35km/h以下となり、エコで安全な移動を提供します。

実証運行は2026年1月5日から2月28日までの期間に行われます。市内に設けられた13の乗車場所から乗降が可能で、大人は100円、小人は50円（小学生未満は無料）の運賃が設定されています。観光客や地域住民にとっても便利な交通手段となるでしょう。

「富士みち」は、多くの観光施設や商店街、公共機関が集まるエリアで、富士山を目指す主要な道でもあります。このルートの開設により、地元住民の生活の質が向上するだけでなく、訪日観光客にとっても利便性が高まり、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。

自動運転EVバスの利用には、事前に予約が必要です。予約は「SEKITORI」プラットフォームを通じて行い、支払いはクレジットカードやPayPayによる事前決済が条件となります。また、各便の定員は15人で、当日空席があれば予約なしでも乗車できるため、柔軟に利用することが可能です。

現在、富士吉田市、富士急行株式会社、富士急バス株式会社をはじめとする多くの関係者が地域コミュニティを守りながら、安全で便利な交通手段の実現に向けた準備を進めています。未来の自動運転社会に向けたこの実証運行が、地域の交通インフラを一新する大きな第一歩となることでしょう。

2026年の自動運転EVバスの実証運行は、未来の交通を見据えた先進的な取り組みです。地元住民や観光客にとって、ますます使いやすくなるこの公共交通機関の充実をぜひチェックしてみてください。未来の富士吉田市の交通がどのように進化していくのか、目が離せません！