ZIPAIR航空機の新技術
2026-01-28 11:28:23

ZIPAIRが初のリブレット形状塗膜を施した航空機を運航開始

ZIPAIRによる革新、リブレット形状塗膜の導入



日本航空株式会社(JAL)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、そしてオーウエル株式会社は、ZIPAIR Tokyoが運行するボーイング787-8型機にリブレット形状塗膜を施しました。この試みは、2026年1月27日から国際線での運航を開始し、航空機の空気抵抗の低減によって燃料消費とCO2排出量の削減を目指しています。

リブレット形状塗膜とは?


リブレット形状塗膜は、サメの肌にヒントを得て設計された微細な溝構造を持つ塗膜で、航空機の外板に施されることにより空気の流れを改善し、飛行中の抵抗を減らします。この塗膜の施工は、JALグループの中長距離LCCであるZIPAIRにとって初めての試みです。

環境への配慮


ZIPAIRは、その運航においてカーボンニュートラリティを目指しており、2025年5月にはISO 14068-1:2023に基づくカーボンニュートラリティの認証を得ています。今回のリブレット塗膜施工は、その認証を受けた取り組みの一環です。

施工の背景と技術


今回のリブレット施工には、オーウエルが開発した「Paint-to-Paint Method」を使用しています。この手法は、既存の塗膜の上に水溶性の型を使って凹凸を形成するものです。この技術により、塗膜が持つ重量を軽減し、耐久性を高めることが可能になりました。さらには、施工の効率も向上し、ZIPAIRの拠点である成田国際空港のJAL格納庫での作業が円滑に進められました。

さらなる展望


更に、JALは別の787-9型機においてもリブレット形状塗膜を採用し、これからも国際線運航を行う予定です。JAXAの算出によると、胴体上部へのリブレット施工面積の拡大により、巡航時の抵抗低減率が向上し、年間で154トン以上の燃料と約492トンのCO2を削減できる可能性があるとされています。

研究開発の進展


また、今後はより高い抵抗低減率を誇る新しい形状のリブレット、「鋭角片刃形リブレット」の研究開発も進められています。これによって、さらに優れた性能を持つリブレットの導入が期待されています。今後も航空機の脱炭素化に向けた取り組みが強化され、持続可能な運航が進むことでしょう。

結論


今回のリブレット形状塗膜の導入は、航空技術の革新として注目されており、環境にも配慮した運航を実現するための第一歩です。引き続き、これらの取り組みが航空業界における持続可能な未来を切り開くことが期待されます。


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