和食とプラネタリーヘルスを探求する「リベラルアーツ・ダイニング」
2025年11月24日、東京都千代田区のKIGIにて、「リベラルアーツ・ダイニング」が開催されます。このイベントは、飲食オペレーション事業や構想支援事業を展開する株式会社Innovation Designが主催し、天籟株式会社による「プラネタリーヘルス×和食人類学」をテーマにした初の試みです。
イベントの概要
「リベラルアーツ・ダイニング」とは、食を学際的な視点から捉え直し、一皿を通じて様々な要素との関係性を学ぶ場です。参加者は、味わいだけでなく、哲学や文化、人類と地球の未来を考察するための時間を体験します。
今回のイベントでは、医師としてプラネタリーヘルスの推進に取り組む桐村里紗氏と、『和食人類学』の著者である玉利康延氏がゲストスピーカーとして参加します。彼らの専門的な視点から「和食」と「プラネタリーヘルス」の接点を探ります。
食を通じた学び
当日は、文化人類学やプラネタリーヘルスの理論を織り交ぜながら、「和食が持つ風土や幸福の概念」を深めます。食材は、主に日本海沿岸の旬の食材を使用し、参加者に新しい味覚体験を提供します。例えば、鳥取県江府町の新米や、富山県朝日町の「鱈汁」、新潟県村上の「塩引き鮭」などがメニューに揃います。
イベント詳細
- - 日時: 2025年11月24日(月・祝)15:00〜19:30(受付14:30〜)
- - 場所: KIGI(東京都千代田区永田町2-10-2)
- - 料金: 16,500円(税込) ※講座+食事代
イベントは14:30に受付を開始し、15:00から17:30まで講座が行われます。その後、17:30から19:30まで、試食の時間が設けられます。参加者は新しい知識と共に、実際に日本海の恵みを味わう体験ができるのです。
スピーカープロフィール
玉利康延氏
玉利氏は文脈デザイン研究所を運営し、文化人類学や地方創生の分野で幅広く活動しています。特に「和食人類学」をテーマにした研究を行い、日本の食文化の魅力を次世代へと伝えることに注力しています。
桐村里紗氏
桐村氏は一般社団法人プラネタリーヘルスイニシアティブの代表理事として、都市と地方を結ぶプロジェクトに関与し、健康と環境の統合的なビジョンを持っています。
参加方法
参加希望者はPeatixにて事前予約が必要です。本イベントは、単なる食のイベントではなく、参加者にとって知識を深める貴重な機会となることでしょう。サステナビリティやプラネタリーヘルスの重要性を理解し、意識を高めるきっかけとして、ぜひこの機会を逃さないでください。
KIGIでは、身体と地球の健康を結びつけた食の世界を探求し、未来への可能性を感じる場を提供しています。あなたも一緒に参加して、新しい食の価値観を体感しましょう!