AI活用の未来
2026-02-25 14:58:35

パナソニック コネクトとSnowflakeが手掛けるAI活用の未来

パナソニック コネクトとSnowflakeが手掛けるAI活用の未来



2023年2月19日、AIデータクラウドを提供するSnowflake合同会社が、パナソニック コネクト株式会社による同社のデータ戦略に関する説明会を開催しました。本イベントでは、雪の結晶のようにデータを美しく整理し、活かすための取り組みが披露されました。

記者説明会の内容



まず、Snowflake製造営業本部の武市憲司氏が登壇し、日本の製造業が抱える課題に触れました。特に労働力不足やノウハウの属人化といった現状から、クラウドを活用したデータサイロの解消の重要性を訴えました。

武市氏は「データの分断を解消し、構造化・非構造化データを統合することで、企業は既存データを価値ある資産に変えることができる」と強調。続いて、Snowflakeの最新AI機能、Cortex SearchやSnowflake Intelligenceがどのようにデータ分析の民主化に寄与するかを説明しました。

次に、パナソニック コネクトのデータマネジメント課・渡邉勇太氏が登壇しました。渡邉氏は、パナソニックが2017年以降に推進してきた「カルチャー&マインド改革」といった三階層の変革を説明し、データ戦略を経営と文化の変革の重要な一部と位置づけました。

成功事例の紹介



同社のデータ戦略の一環として、Snowflakeをデータ基盤に据え、Tableau CloudやPower BI PremiumなどのBIツールを採用。さらに、Streamlit in SnowflakeやCortex AIを組み合わせて活用しています。

具体的な成功事例として、渡邉氏は次の二つを挙げました。

1. お客様満足度調査の高度化:年1回実施する調査では、膨大な自由記述コメントの要約とカテゴリ分類にSnowflakeとCortex AI、Streamlitを活用。これにより、手作業で行っていた主観的な分析が自動化・客観化され、約200時間必要だった作業時間が20時間にまで短縮されました。

2. 図面・設計仕様の照合業務の高度化:製品図面と部品図面の照合業務にAIエージェントを導入し、非構造化データを簡単に処理。これにより、作業時間は80%〜97%削減され、人的ミスのリスクも低減されました。

この二つの事例からもわかるように、AIを活用した効率化は企業にとって非常に価値のあるものとなっています。

データドリブン文化の醸成



最後に、渡邉氏はデータドリブンな文化の醸成に向けた取り組みを紹介。彼は「魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教える」というメタファーを使用し、IT部門が現場に入り込み、伴走支援や人材育成に貢献していることを説明しました。また、社内コミュニティやSnowflakeのユーザーコミュニティ「SnowVillage」内での製造・自動車ユーザー会も発足しており、外部との連携も進めています。

テクノロジーの進化により、非構造化データをAIで扱えるようになってきた今、実務レベルでの変革が始まっています。パナソニック コネクトとSnowflakeの取り組みは、今後のデータ戦略の在り方として注目されます。

Snowflakeについて



Snowflakeは、企業が迅速にイノベーションを実現するためのプラットフォームを提供します。12,600社以上のお客様に活用されるAIデータクラウドは、データとアプリケーション、AIの構築・活用・共有をサポート。詳細はSnowflake公式サイトでご確認ください。


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