NTTデータのコミュニティがPeatixアワードを受賞！その取り組みとは？

NTTデータのコミュニティが受賞

NTTデータが運営する「Community Leader's Community（CLC）」が、5月28日に行われた「Peatix コミュニティアワード2025」にて【ビジネスコミュニティ】賞を受賞しました。この受賞は、社内におけるコミュニティの設立と運営を支援したPotage株式会社の協力によるもので、企業や自治体のビジョンを広めるための新たなアプローチが評価されました。

CLCの概要

CLCは、社内の100を超える自発的な学びのコミュニティをつなぐ場として設計されています。さまざまな専門家やリーダーたちが集い、最新のIT技術や新たなビジネスモデルについて知見を共有し、悩みを相談できる場を提供しています。このコミュニティは、多様なテーマに対してオープンで越境的な学びを促進し、参加者が自己成長を図るための環境を育んでいます。

受賞の背景

NTTデータは、従来のOJTや集合研修では不十分とされる人材育成のあり方に対し、「自律的な学び」の考え方に基づいた新たなコミュニティを設立しました。このコミュニティでは“その道のプロに聞ける”環境を整え、リーダーたちが主導する形で運営されています。これにより、社員同士の相互支援や知識の共有が進み、社内文化の改革が図られました。

成果と今後の展望

この活動は始まってわずか1年で、社歴の長い経営者にも理解されるまでに成長し、正式な社内コミュニティ支援制度の導入へとつながりました。CLCの取り組みは今や、個々の成長だけでなく、事業全体の成果にも寄与しています。関係者によると、約1000名が参加するこのコミュニティは、役職や部門を超えた幅広いネットワークを形成し、学ぶことの大切さが根付いています。

Potage社の代表である河原あずさ氏も、初期の支援段階からコミュニティリーダーや社員の参加が飛躍的に増えたことを強調しました。社員主導のプロジェクトが進化を続け、経営層の理解も深まる中、企業内での自律的な学びの場がますます機能的になっています。

オンラインセミナーの開催

さらなる活動を広めるため、NTTデータとPotage株式会社は2025年6月26日にオンラインセミナー「NTTデータ発成果につながる『学びの土壌』のつくり方」を開催します。このセミナーでは、現場での自律的な学びの重要性やその仕組みについて、実践者から直接学べる貴重な機会が提供されます。詳細な情報や申し込み方法は、公式サイトから確認できます。