無印良品ネットストアが全商品の受注を再開し、安心のショッピング体験が戻る

無印良品ネットストアが全サービスを再開

無印良品を展開する株式会社良品計画は、長らく停止されていた公式オンラインショップ「無印良品ネットストア」の受注と出荷業務を、2025年12月15日（月）から再開することを発表しました。これは、アスクル社が直面したランサムウェアの影響からの復旧を受けての措置です。

アスクル社のトラブルとその影響

無印良品ネットストアは、アスクルグループのLOGIST株式会社が提供するサードパーティ・ロジスティクス（3PL）サービスを利用しています。しかし、2025年10月にアスクルが受けたランサムウェア感染によって、ネットストアでの全サービスおよび機能が停止してしまいました。この影響により、顧客は注文を行うことができなくなってしまい、多くのユーザーが不便を強いられました。

購入ができない状態が続いた中、無印良品は迅速に情報を発信し、顧客への配慮を行いました。具体的には、10月19日には初めて受注停止に関するお知らせを発表し、その後も経過を逐次報告しました。これにより、顧客の理解を得ようとする姿勢が見られました。

部分再開からの全商品再開

無印良品ネットストアは、12月1日に大型家具や家電、冷凍食品、ペット用品の受注・出荷業務を部分的に再開。その後、12月15日からは全商品の受注と出荷が可能になるとのことです。この再開に際して、良品計画は顧客に対し多大なご迷惑をおかけしたことを謝罪し、今後も情報セキュリティ対策の強化に努めていくとしています。

安心してショッピングを楽しむために

顧客の個人情報流出の懸念も払拭する必要がありましたが、無印良品は流出した情報が出荷・配送データに限られ、クレジットカード情報は含まれないとしました。これにより、顧客は安心してネットストアでのショッピングを楽しめる状況が整ったといえるでしょう。

再開を心待ちにしていたファンには朗報であり、使い勝手の良いアプリや便利な月額定額サービスも併せて利用できるようになります。無印良品ネットストアは、これからも顧客が安心して利用できる環境作りを心掛けつつ、幅広い商品を取り揃えていくことでしょう。