目黒に誕生！心理士が運営する新しいフリースクール「sunow」

目黒に誕生する新たな学びの場「sunow」

目黒区初の心理士が運営するフリースクール、「sunow」が2025年6月17日にオープンします。運営を手掛けるのは一般社団法人be Placeで、所在地は東京都目黒区緑が丘にあります。「学校に行かない時間を味方に。」を理念に掲げ、個々の特性を生かした教育を提案する新しい形のフリースクールです。

新たな教育ニーズに応えるフリースクールの設立

不登校児童の数が増加する現状を踏まえた「sunow」の設立は、大きな意味を持ちます。子どもたちにはそれぞれ異なる背景や状況があり、従来の教育モデルだけでは対応しきれない部分があります。そのため、個々のニーズに応じた支援が求められています。sunowでは、子どもが自分を理解し、自分らしい生き方を見つける過程に寄り添うことを目指しています。

sunowの特長

1. 個別対応のサポート

sunowでは、心理士が一人ひとりに向き合い、適切な支援を行います。少人数での活動を基本とし、同じ時間帯に参加するのは最大10名まで。学習の時間や探求の時間、クラブ活動など様々なプログラムが用意されています。そんな中で、個々の特性に合わせた支援が行われ、希望者には心理士との１対１のカウンセリングも行います。

2. 自炊を通じたコミュニケーション

昼食は自炊を基本とし、自分でメニューを考えて料理をすることもできます。これにより、食を通じたコミュニケーションの時間が生まれ、異なる年齢の子どもたちが自然に交流できる場を提供しています。午前中は小学生向け、午後は中学生以上を対象としており、それぞれの年齢に応じた安心出来る環境が整っています。

3. 家族へのサポート

親や家族のためのサポートにも力を入れています。心理士が定期的に保護者との面談を実施し、家族の不安や悩みにも対応。保護者同士の交流会も頻繁に行い、コミュニティとしてのつながりを育むことを重視しています。

目指す将来像

「sunow」では、短期的な成果や結果を追求するのではなく、子どもたちが自身を理解し、素直な自分と対話する時間を大切にします。その中で、個々の社会との関わり方を見出し、安全・安心な居場所としての役割を果たします。心理士としての豊富な経験を持つ代表の佐野祐介氏は、「無理に世界に合わせなくても良い。この世界で、自分らしくいるためにどうすれば良いのか」という問いに真剣に向き合っています。