Faber Companyの成長を支えた人事制度の改革とその成果
2024年に上場を果たした株式会社Faber Companyが、外部人事と共同で取り組んだ人事制度構築の経緯と成果について焦点を当てて解説します。このプロジェクトは、成長の各フェーズにおいて進化し続ける人事制度を模索するものであり、これまでの取り組みを通じて得られた貴重な知見が紹介されています。
背景
Faber Companyは、新規事業やM&Aを含む非連続な成長戦略を進める中で、創業以来大切にしてきた企業文化や価値観を全社で共有することの重要性が高まっていました。そのため、経営者の視点をもとに、現場の実情も考慮しながら実効性のある人事制度を作り上げる必要がありました。これを実現するために、外部人事の専門家に助言を仰ぐことに決めたのです。
成果とポイント
Faber Companyの人事制度構築における大きな成果には、以下のようなポイントが挙げられます。まず、経営陣、マネージャー、現場の従業員への徹底的なヒアリングを行い、経営が求める成長イメージと現場の理解とのズレを明確に可視化しました。これにより、全社員が共通の認識を持つことが可能となりました。
次に、上場企業としての評価基準や報酬制度と、Faber Companyならではの挑戦的な文化を両立させる工夫を凝らした人事制度が構築されました。具体的には、社員が何を期待され、次にどのような姿を目指すべきかを明確にしました。
これにより、若手社員の早期抜擢や役員登用、そして採用における競争力向上にもつながりました。また、外部人事の新たな視点が加わることで、制度がトップダウンではなく、納得感をもって受け入れられる形で浸透したことも大きな成果の一つです。
伺った方々
このプロジェクトに関与したメンバーとして、株式会社Faber Companyの代表取締役である稲次 正樹氏、執行役員CROの村尾 佳祐氏、外部人事プロフェッショナルの村井 庸介氏がいます。彼らの専門的な視点と、実践的なアプローチが、この重要な取り組みを実現させました。
株式会社コーナーについて
Faber Companyの成功に一役買った「CORNER」は、株式会社コーナーが提供する人事プロフェッショナルブティックです。2016年に設立されたこの会社は、「人事を変え、組織を変え、世界を変える」という理念を掲げ、採用、労務管理、制度設計、人材開発、人的資本の情報開示やDE&I推進といったさまざまな組織課題の解決に努めています。
コーナーは、1万人以上のパラレルワーカー(複数の企業に関与して働く専門家)を登録しており、企業と有能な人事コンサルタントをつなぎ、実行可能な支援を行うプラットフォームとして機能しています。
まとめ
Faber Companyが取り組んだ人事制度の構築は、単なる制度作りを超え、成長を支える組織の基盤づくりに成功した例と言えます。今後もこのような実効性のある取り組みが、持続可能な成長を促進するカギとなるでしょう。