クオカードのFAQサイトにAIサービス導入
クオカードの運営するFAQサイトに、株式会社アイアクトが提供するAI検索・要約回答サービス「Cogmo」が導入されることになりました。導入開始日は2026年3月30日。これにより、顧客がFAQサイトを利用する際の利便性が大きく向上すると期待されています。
顧客の自己解決を支援する理由
クオカードでは以前から「QUOカード」「QUOカードPay」に関するFAQサイトを設けていましたが、顧客から寄せられていた「回答が見つけられない」といった声が多く、月に約550件もの電話やメールでの問い合わせが寄せられる問題がありました。このような課題を解決するため、アイアクトの「Cogmo」を導入することになったのです。
AI導入の利点について
1. スムーズな検索体験
「Cogmo」は自然言語処理機能を持つ検索エンジンであり、顧客は自然な文で検索を行うことが可能です。例えば、誤字や表記ゆれがあっても、適切な結果を出すことができるため、顧客はストレスなく必要な情報へアクセスできます。これは特に、訪問者がFAQサイトをスムーズに利用する上で大変重要なポイントです。
2. 複数ページの要約回答
顧客がFAQサイト内の関連するページをすべて読み込むには手間がかかることがあります。「Cogmo」では生成AIが過去の情報をもとに、複数のページの内容を統合して要約します。これにより、専門用語の理解が進まないなどの理由で問題解決が難しい場合でも、適切な回答を一発で得ることができるのです。
3. 高精度な回答を実現する技術
「Cogmo」では、RAG(検索拡張生成)システムを採用し、情報の正確性を保つ工夫がされています。AIの生成に関しても、ハルシネーション(事実に基づかない情報を生成する現象)を抑制するための技術を投入しており、ユーザーは安心して情報を取り扱うことができます。
4. 運用の手間を大幅に削減
AIチャットボットも初めは検討されましたが、最終的に検索型の「Cogmo」が選ばれました。検索型システムは、複雑なシナリオ構築や保守作業が不要なため、導入後の運用における負担が大きく軽減されます。これにより、企業側はメンテナンスの手間を減らしつつ、顧客への質の高いサービスを維持し続けることができます。
未来の展望
クオカードは、「Cogmo」を導入することで、顧客が欲しい情報に瞬時にアプローチできる環境を整え、自己解決のストレスを減少させ、全体の顧客満足度を向上させることを目指しています。また、検索ログや閲覧状況の分析を通じてFAQサイト自体の改善にも取り組み、より良い情報提供の場を作り上げていく方針です。
アイアクトの支援体制
アイアクトはこのサービスの導入を進める中で、最適な検索・回答精度を実現するためのサポートも行なっています。導入後も継続的な支援が見込まれ、運用の効率化や業務課題の解決に寄与することを目指しています。
社会への貢献
アイアクトは今後も「Cogmo」シリーズの機能拡張やサービスの向上に力を入れ、地方自治体や企業にAI技術を活用した効率的な情報提供を提案し、社会全体の生産性向上にも寄与していく所存です。
「Cogmo Enterprise 生成AI」は、業務効率化につながる強力なツールとして、多くの企業に求められる存在となることでしょう。今後の動向にも注目です。