自家消費型太陽光発電の新たな導入支援ツール『ソラレコ簡易診断』の登場
株式会社エナーバンクが、新しいシミュレーションツール「ソラレコ簡易診断」をエネルギー調達・脱炭素化支援プラットフォーム「エネパーク」にてリリースしました。このツールは、日本初となる自家消費型太陽光発電の導入ポテンシャルを導入方法によって評価することができる機能を提供しています。事業者や法人にとっては、設置場所や契約プラン、電力使用データを入力するだけで、自家消費型太陽光発電の経済効果を手軽に確認できるのが大きな魅力です。
ソラレコ簡易診断とは?
「ソラレコ簡易診断」は、自家消費型太陽光発電導入のためのシミュレーションが行える無料サービスです。具体的には、以下の情報を基にした結果を提供します:
- 設置容量
- 年間自家消費量
- 年間の電気代削減額
- 年間CO2削減量
- - 導入経済効果(自己所有・リース・PPAごとのデータ):
- 初期投資回収年数
- 30年運用時の発電コスト
- 30年累計収支
特筆すべきは、自己所有、リース、PPAそれぞれのモデルにおいて経済効果を評価できる機能です。これは、他のサービスには見られない日本初の取り組みです。
シミュレーションの利用メリット
このツールを利用することで、法人は自社の各施設における自家消費型太陽光発電の導入ポテンシャルを数値として把握できるため、導入の優先順位を判断しやすくなります。また、導入後の詳細な検討に進む際には、エナーバンクが提供する「ソラレコ」サービスを活用することで、設置事業者の比較や選定もスムーズに行えます。
自家消費型太陽光発電が重要な背景
近年、電力価格の変動や温暖化対策として、自家消費型太陽光発電の導入を検討する法人が増加していますが、導入手続きは複雑で、多くの時間とリソースが必要でした。「ソラレコ簡易診断」は、こうした課題を解決するために開発されました。このツールにより、事前に導入ポテンシャルを試算し、無駄な見積依頼を避けることができるようになります。
エナーバンクの提供する独自性
エナーバンクは、太陽光発電の導入支援だけでなく、電力リバースオークション「エネオク」にも力を入れており、両方の業界についての知見を持っています。このため、自家消費型太陽光発電に関するシミュレーションツールの提供が可能になりました。また、サービスは中立的な立場から提供され、顧客に最適な提案を行います。
今後の展開
「ソラレコ簡易診断」では、さらなる機能追加を計画しており、蓄電池を含めたシミュレーションサービスの実現も目指しています。また、シミュレーション機能をAPIとして提供することや、設置事業者向けの詳細シミュレーションサービスのリリースも予定しています。エナーバンクは、太陽光発電の導入をよりスムーズに行える環境を整え、法人ユーザーが合理的な判断を下せるよう努めています。
これからの太陽光発電の選定が、ますます簡素化されることが期待されます。ぜひ、「ソラレコ簡易診断」を利用して、効率的な導入検討を進めてみてはいかがでしょうか。
ウェビナーのお知らせ
エナーバンクでは、2025年6月25日にオンラインセミナー「ソラレコが叶える太陽光選定メソッド」を開催する予定です。このセミナーでは、太陽光発電の導入に必要な知識やサービスの活用法を詳しく説明しますので、ぜひご参加ください。