贈る、ふたり暮らしの物語
人気イラストレーターmameの新作イラストとコミック集『東京ふたり暮らし日和』が、2025年10月14日に翔泳社から刊行されます。この本は、東京の多様な「ふたり暮らし」をテーマにしたオムニバス短編集で、mameが手がけるオール描き下ろしの作品集です。
mameは、日常生活の中で織りなされる感情や瞬間を鋭く切り取る才能があります。「この街で、ふたりは今日も暮らしてる。」というフレーズが示すように、彼女の作品には、特別なことではないけれど、心に響く瞬間が詰まっています。
内容の紹介
本書には東京内の実在の地域が登場し、八王子、西荻窪、清澄白河、祐天寺といった場所でそれぞれの“ふたり”の物語が描かれています。恋人、友人、夫婦、親子、姉妹など様々な関係が取り上げられ、その日常の喜びや苦悩が色鮮やかに描かれています。読者は、ふたりのライフスタイルを通して、共感を覚えたり、笑ったり、時には泣いたりすることでしょう。
目次詳細
1.
八王子 - 元ヤン美容師とサラリーマンカップルの日常
2.
西荻窪 - 高校同級生による部活動の思い出
3.
清澄白河 - 配給会社勤務とグラフィックデザイナーの夫婦
4.
祐天寺 - 一見堅物な銀行員と奔放なフリーランスの姉妹
5.
笹塚 - IT系社員の彼女とバンドマンの恋愛模様
6.
戸越銀座 - 家飲みを楽しむ母娘の物語
これからの季節にぴったりな内容で、複雑な東京の一面を知ることができます。mameの独特の視点で描かれたキャラクターたちの日常は、どこか愛おしく、不器用だけれど人間味あふれる魅力を持っています。読者はこの本を通じて、東京での生活のリアルさを味わうことができ、同時に、多くの人々が共有する心理的なつながりを感じることができるでしょう。
書籍情報
『東京ふたり暮らし日和』
- - 著者: mame
- - 発売日: 2025年10月14日
- - 定価: 1,870円(本体1,700円+税10%)
- - 仕様: A5・128ページ
全国の書店やオンラインストアで購入可能。公式サイトやアマゾンなど多様なプラットフォームで扱われています。
著者について
mameは東京都出身で、現在は山梨県に在住。彼女はロマンティックな物語を描くことを得意としており、音楽や食べ物が大好きです。これまでにも『愛してるっていってよね mame作品集』や『東京ひとり暮らし女子のお部屋図鑑』などの著作があり、いずれも多くのファンに愛されています。
おわりに
『東京ふたり暮らし日和』は、不器用で心温まる人々の物語を通じて、東京での生活の多様な側面を再発見させてくれる一冊です。ぜひ手に取って、実際の東京でのふたりの生活を楽しんでみてください。