音楽劇『エノケン』が魅せる昭和の笑いと涙
今年の12月、喜劇俳優エノケンこと榎本健一の波乱に満ちた人生を描いた音楽劇『エノケン』が、期間限定で配信されます。作家の又吉直樹が手がけたこの新作戯曲は、主演に市村正親を迎え、全国各地での公演も大盛況。今回はその舞台本編と特別カーテンコール映像が、12月7日から21日までの間配信されることが決定しました。
配信の詳細
配信は12月7日(日)10:00から始まり、12月21日(日)23:59までの期間中、何度でも視聴可能。アーカイブとしても残るため、いつでもエノケンの世界に浸ることができます。舞台は、シアタークリエでの公演の映像に加え、ウェスタ川越での大千穐楽特別カーテンコールも内容に含まれています。
視聴券は4,400円(税込)で、期間中は公式サイトから購入可能です。この機会を逃さず、昭和のエンターテインメントを堪能してください。
本作の魅力
音楽劇『エノケン』は、戦前から戦後にかけて日本を代表する喜劇俳優であった榎本健一の壮大なストーリーを基にしています。彼の人生は波乱と笑いに満ちており、又吉直樹の筆によって新たな形で私たちに届けられます。市村正親をはじめとするキャストたちは、その演技力で観客を魅了し、感動を与え続けています。
更に、舞台の特長として、音楽も大きな要素です。作曲・音楽監督を務めるのは和田俊輔で、昭和のメロディがふんだんに使われています。歌やダンスを交えた迫力のある演出が、観客の心を掴んで放しません。
インタビュー:作家と演出家のコメント
又吉直樹は、自身初の戯曲制作における苦労や喜びを語っています。「作品に魂を込めて書いたつもりだったが、市村さんが全力で演じる姿に感動しました」と話し、舞台に立つ演者のパフォーマンスが自分の書いた戯曲を超えたことに大きな喜びを感じたことを強調しました。
演出のシライケイタも「多くの方にこの作品を観てもらえること、そして配信が決まったことが嬉しい」と語り、スタッフとキャストが一丸となって作り上げたことに自信を持っています。
終わりに
エノケンの魅力と笑い、そして涙を交えた人生を映し出した『エノケン』。配信という形で再度届けられる今、ぜひその目で体験してみてください。楽しい時間が待っています!
※配信詳細は公式サイトで確認してください。
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