大分県公式健康アプリ「あるとっく」の登場
大分県に新たに誕生した公式健康アプリ「あるとっく」は、健康づくりを支援するために設計されたアプリです。このアプリは、2025年4月1日に正式にリリースされ、3月3日から31日までの試験運用を経て、県民の皆さんに本格的に使われることになりました。
大分県が推進する「健康寿命日本一の実現」に向けて、県民の運動習慣定着をサポートするために、以前から運用されていた「おおいた歩得」を新たに生まれ変わらせました。この新アプリは、過去に10万人以上の県民が登録してきた「おおいた歩得」の利用者の意見をしっかりと反映させた再開発に基づいており、より使いやすく、豊富な機能が追加されています。
健康活動を楽しく支援
この「あるとっく」アプリの最大の特徴は、日々の健康活動がポイントに変わるという点です。具体的には、毎日のウォーキングや健康関連のイベントへの参加、健康記録の入力、さらには定期健康診断の受診などを通じて、ポイントを貯めていくことができます。貯めたポイントは、大分県内の協力店で使用できるようになる予定です。
また、バーチャルウォーキング機能により、実際の歩数に応じて様々な架空のウォーキングコースを体験できるのも新しい試みです。さらに、グループや企業で参加できる歩数ランキングも用意されており、仲間と共に楽しみながら健康づくりを進められるのが大きな魅力です。
充実の機能
アプリにはさまざまな便利な機能が搭載されています。まず、当日の健康状態を記録すると、過去の体重、血圧、体温、健康診断の受診記録、生活習慣を振り返ることができます。この機能によって、現在の健康状態を把握しやすくなります。
また、歩数や距離、消費カロリー、体重、血圧、体温といったデータをグラフ化して視覚的に確認できるため、自身の健康状態の変化を一目で理解できます。さらに、全体ユーザーや年代、地域、グループ、企業ごとにランキングが表示され、その中で競争することも楽しさを増す要因です。
ユーザーに優しいデータ移行
以前のアプリ「おおいた歩得」を利用していた方には、過去の歩数、血圧、体重のデータをアプリ内アンケートに回答することで、過去1年間のデータを移行できる特典があります。これにより、スムーズに新アプリを利用し始めることができます。移行期間は令和7年の6月30日までを予定しています。
幅広いサポート
大分県の担当者は、「私たちは県民の運動習慣定着を支援するため、利用者の声を生かした機能を充実させた新アプリを4月1日から運用開始しました」と話しています。「アプリをダウンロードすると、抽選で2万人に500円相当の電子マネーを進呈するキャンペーンも行っています。ぜひ、皆さんもダウンロードして、健康づくりに取り組みましょう。」
健康を楽しく、そしてお得に促進する「あるとっく」アプリを通じて、大分県民の皆さんがより健康的な生活を送る手助けができればと思います。