親子で楽しむ八丁味噌活用のクリスマススイーツ作り講座
2025年12月20日、愛知学泉大学の6号館調理室で行われた「クリスマス親子料理教室」は、多くの親子で賑わいを見せました。このイベントは、株式会社オープンハウス 名古屋支社と合資会社八丁味噌(通称カクキュー)による共同企画で、地域の味噌を使った新しい食の楽しみを提供することを目的としています。
参加者は、八丁味噌の魅力を知りながら、地元の食材を使ったオリジナルスイーツの作成を体験しました。講座の始めには、愛知学泉大学の学生が八丁味噌の伝統製法や歴史についてスライドを用いて解説。参加者は食育に関するクイズにも挑戦し、楽しみながら知識を深めていきました。
その後、実際の調理の時間には、学生が考案した「八丁味噌オムレット」と「八丁味噌クッキー」のレシピに従い、親子で一緒にスイーツ作りに取り組みます。参加者からは、「味噌を使ったスイーツ、初めて!思っていた以上に美味しい」「家でも試してみたい」といった嬉しい声が寄せられ、笑顔があふれる瞬間が数多く見られました。
このイベントは、親子の絆を深めるだけでなく、地域の食文化を体験する素晴らしい機会として、多くの参加者に受け入れられました。特に、親子が共に楽しみながら新しい食の発見をする様子は、イベントの大成功を象徴するものでした。今後もオープンハウス 名古屋支社は、地域密着型の活動を通じて、地域の皆様との交流を深め、より賑やかな街づくりに貢献していくことを目指しています。
愛知学泉大学と八丁味噌の連携
愛知学泉大学は、1912年に創立された歴史ある学校で、「真心・努力・奉仕・感謝」の四大精神を理念に掲げています。地域社会との連携を重視し、実践的な学びを提供する姿勢が特徴です。今回の料理教室でも、管理栄養学科の学生たちがその専門知識を基に指導を行いました。
一方、八丁味噌のカクキューは、江戸時代初期からの伝統製法を受け継ぎ、今では19代目の当主がその技を守っています。このスイーツ作りのイベントを通じ、地域の伝統知識と現代の新しいトレンドを融合させた体験ができることは、参加者にとって特別なものだったでしょう。
おわりに
このように、地域の特産物を活用した料理教室は、単なる料理の技術を学ぶだけではなく、地域の食文化を学び、親子の絆を深める素晴らしい機会です。八丁味噌を使ったクリスマススイーツ作りを通じて、楽しい思い出がまた一つ増えることでしょう。今後も、このようなイベントが開かれることを期待したいと思います。