超小型衛星VERTECS
2026-06-17 14:47:34

九州工業大学が宇宙への挑戦、超小型衛星VERTECS打ち上げ成功

九州工業大学が打ち上げ成功!超小型衛星VERTECS



九州工業大学、関西学院大学、東京都市大学などによる研究チームは、宇宙可視光背景放射を観測するための超小型衛星「VERTECS」を開発しました。この衛星は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する新事業促進プログラムである「JAXA-SMASH」に選ばれ、軌道投入が実現しました。

VERTECSは、6Uサイズ(100mm x 226mm x 340mm)のコンパクトな衛星で、宇宙初期から現在にかけて放射された光、すなわち「宇宙背景放射」を観測する目的があります。これにより、天体形成の歴史を探る重要なミッションが展開される予定です。原則として、宇宙背景放射を観測することで、宇宙誕生の秘密が徐々に明らかになっていくことでしょう。

2026年6月12日、種子島宇宙センターからH3ロケットによる打ち上げが行われました。打ち上げ時刻は、日本標準時の9時53分59秒。VERTECSはその後、所定の軌道に無事に投入され、運用地上局との通信にも成功したとの報告がありました。現在、衛星の機能が順次確認される段階に入っています。

各機関の役割とコメント


本プロジェクトには複数の大学や研究機関が参加しており、九州工業大学を中心に強力なチームが結成されています。

九州工業大学


代表の佐野圭助教は、衛星の打ち上げが無事に成功したことに感謝し、今後は天文観測を通じて貴重なデータを収集し、宇宙の謎に迫ることを目指すと述べています。

関西学院大学


松浦周二教授は、自らが開発した観測装置が果たす役割に興奮しており、学生たちの情熱が詰まった装置からどのような観測データが得られるか期待を寄せています。

東京都市大学


中川貴雄特任教授は、VERTECSからの観測データを楽しみにしており、同大学の専用アンテナを通じてデータを受信し、重要な研究を進める意向を示しています。

今後の展開


初期運用フェーズを経た後、VERTECSは本格的な観測ミッションに入ります。これによって科学的な成果が期待され、宇宙の不思議に迫る新たな知見が明らかになることでしょう。各大学はそれぞれの専門分野を活かし、VERTECSの成功を支えるために協力していく姿勢を見せています。

VERTECSプロジェクトは、全国の大学がそれぞれの知見と技術を一つの目標のために結集した成果です。その先進的な取り組みは、将来的な宇宙研究や観測技術の発展に寄与することが期待されます。この記念すべき瞬間を皮切りに、VERTECSの旅は始まったばかりです。


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