難病治療の新展開
2025-02-04 10:26:21

画期的な難病治療への期待!ウェルセラとNDK社が提携

難病治療への新たな挑戦



最近、東京板橋区に拠点を置く株式会社ウェルセラ(WellThera Co., Ltd.)が、超音波医療機器メーカー日本電波工業株式会社(NDK社)との提携を発表しました。この提携は、特に膵臓がんという難治性の疾患に対する画期的な治療方法の開発を目指すものです。

株式会社ウェルセラは、「BUS-DDS」というプラットフォーム技術を基盤にして、さまざまな疾患に関連する基礎研究を進めてきました。その中で、超音波診断機器の有効性を確認する機会を得たものの、従来の診断用医療機器では細かい条件設定が難しく、十分な効果を引き出すことができませんでした。これに対抗するため、同社はNDK社と協力して、超音波治療機器の独自開発を進める決断を下しました。

この取り組みの新たなフェーズとして、LOI(意向表明書)が締結されました。この契約により、ウェルセラとNDK社は、共同開発契約や出資契約に向けた具体的な事業可能性を検討します。特に、現在のところ、膵臓がんの治療に向けた非臨床試験の開始が圧倒的な焦点になっています。

技術の核心:セラノスティックバブル



ウェルセラのコア技術である「セラノスティックバブル(TB)」は、超音波によりバブルを操ることで、薬剤を血管から外に届けることができます。この技術は、疾患ごとに必要な薬剤や超音波の条件を変更することで、多様な疾患への応用が可能です。現在、TBは治療用に設計されたマイクロバブルとして、業界内でも非常に注目されています。

ウェルセラは今後、膵臓がんをターゲットとする商品の上市を目指して、さらに研究開発を進めます。特に、既存の治療法に代わる新しいアプローチとして、超音波医療機器がどのように機能するのか、患者の負担軽減を図れるのかについての期待が高まっています。

新たな医療の扉を開く



この提携により、難病治療において新たな可能性が開かれることが期待されています。ウェルセラとNDK社の協力によって、超音波治療機器の開発が進み、患者にとってより良い治療方法が提供されることを望みます。協力関係のもと、今後の成果が楽しみですね。

株式会社ウェルセラについての詳細や本件に関するお問い合わせは、今井代表までご連絡ください。メールアドレスは info2@wellthera.tech です。


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