Airbnbとの連携でアパートメントホテルの新たな波が到来！

アパートメントホテルが生まれる背景

日本の観光業界が再び活気を取り戻しつつある中、キーストーン・パートナース（以下、KSP）が新しいアパートメントホテルの開発に向けた投資を行いました。このプロジェクトは、世界最大の宿泊予約プラットフォームであるAirbnbの日本法人、Airbnb Japanと連携して進められます。

実は、2025年に訪日外国人旅行者数が過去最高の4000万人を超えると予測されています。特に東京都内では、家族やグループによる大人数の滞在ニーズが急増しているため、従来のホテル形態だけでは対応しきれない状況となっています。そこでKSPは、Airbnbとタイアップし、アパートメントホテル「Sumu powered by Airbnb Partners」を展開することになりました。

Sumuの魅力とその役割

Sumuはカソク株式会社がホテルオペレーターを担い、多彩なコンテンツを提供するカルチュア・コンビニエンス・クラブがパートナーとして名を連ねています。また、ブランディングや設計・デザインを手掛けるのはADDReC株式会社。このコラボレーションによって、ただ宿泊するだけでなく、利用者にユニークな体験を提案する空間が誕生します。

さらに、アパートメントホテルのスタイルは「ホームシェアリング」の思考に基づいており、宿泊者がまるで自宅にいるかのような安心感を提供します。これは、長期滞在や大人数での旅行に最適です。

プロジェクトの詳細

この新たなホテルプロジェクトは、2027年2月に竣工を予定しています。場所は東京都新宿区、新宿5丁目のアクセス良好なエリア。建物はRC構造の10階建てで、延床面積は1,228.04㎡（約371.48坪）という広さです。部屋数は18室で、広めの居住空間を提供し、大人数での利用にも対応できる設計になっています。

KSPの強みと今後の展望

KSPは、ローンやエクイティの組み合わせを通じて柔軟なファイナンス手法を提供し、企業やプロジェクトに最適なソリューションを導き出しています。長年にわたり、様々なホテル案件への投融資や不動産業界との資本提携を行い、豊富な実績を築いてきました。

今後も、成長性が見込まれる市場に貪欲に投資し、投資家へ安定したリターンを届けること、さらには地域経済の発展や社会問題の解決にも寄与する事業を支援していく方向性です。こうした取り組みを通じて、KSPは不動産業界におけるリーダーとしての地位を確立したいと考えています。

新しいアパートメントホテル「Sumu」の開発は、観光客にとっても大きなメリットとなることが期待されます。都内観光の拠点として利用するとともに、宿泊者に新たな体験を提供するこのプロジェクトに今後も注目が集まるでしょう。