外国人旅行者への災害時の対応を学ぶセミナーのご案内
災害時に外国人旅行者をどのように安全に導くか、そのための知識を深めるセミナーが2023年10月31日(金)にオンラインで開催されます。このセミナーでは、実際に災害を経験した宿泊業者からの貴重な体験談を通して、地震や水害に対する具体的な対応方法や日常的な準備について学ぶことができます。
開催概要
- - 日時: 令和7年10月31日(金)14:00~16:00
- - 形式: オンライン
- - 定員: 50名
- - 対象: 東京都内の宿泊業、飲食、小売業などの観光事業者及び観光関連団体
- - 申込方法: こちらのURLからお申し込みください(先着順)
- - 申込締切: 令和7年10月30日(木)
プログラム内容
以下のセッションを通じて、具体的な事例からの学びを得られます。
1.
能登半島地震に対する対応と教訓
和倉温泉 加賀屋旅館の支配人、道下 範人氏が元日に発生した能登半島地震についてお話しします。加賀屋では、約400人の宿泊客を迅速に避難所に導くことに成功し、その後全員の帰宅を支援しました。地震発生時の状況や、日常の備えの重要性について詳しく伺います。
2.
熊本地震と球磨川氾濫の対応
人吉旅館の三代目女将、堀尾 里美氏が、平成28年の熊本地震及び令和2年の豪雨による球磨川の氾濫の体験談を基に、宿泊客の安全を守るための具体的な対応策と日々の備えについてお話しします。
3.
災害時の行動と備え
観光レジリエンス研究所の代表、髙松 正人氏が、前述の事例を踏まえた上で、旅行者への災害時の対応方法や行動について解説します。特に外国人旅行者を意識した対応が中心となります。
また、災害時の初動対応マニュアルや東京都の防災アプリ、東京都防災Xなどのツールも紹介されます。
お問い合わせ
セミナーに関するご質問や申し込みに関しては、次の連絡先までご連絡ください。
- - 産業労働局観光部 受入環境課: 03-5000-7329
- - 運営事務局 (株式会社NTTデータ経営研究所内): 03-6261-4012
災害時の適切な対応を身に付け、観光事業者としての責任を果たしましょう。このセミナーへの参加をぜひご検討ください。