芸能人・東出昌大がブータンの秘境で体験した驚きの旅

「世界の果てに、くるま置いてきた」第13話では、俳優の東出昌大がブータンのラヤ村を訪れる様子に密着。彼の旅は、ただの観光旅行ではなく、現地の人々との触れ合いや独特の文化を経験するものでした。特に彼が出会った“冬虫夏草”という珍しい食材の採取体験は、視聴者の心を掴みました。

ラヤ村での出会い

東出が最初に足を運んだラヤ村では、多くの村人が冬虫夏草の採取を生業としています。彼が村に着いた日に、偶然にも冬虫夏草を採取していた男性と出会い、その魅力を深く掘り下げていきます。冬虫夏草とは、芋虫に寄生するキノコで、特に中国の漢方で評価が高いものです。「芋虫からキノコが生えているのがいっぱい！」と興奮気味に語る彼の表情には、彼の探求心が表れています。

この貴重なキノコは、1日に3個しか採れないという限られたもので、東出はその場で4つを購入しました。彼は村人から「お酒か熱湯で飲むのがおすすめ」と聞き、「若返ると言われている」と話す男性に興味深そうに応じ、その驚きの情報に頷いていました。

文化と自然の素晴らしさ

旅の途中、東出はヒマラヤの絶景を前に、心を揺さぶられる体験をします。「ウィル・スミスがヘリで来た」との言葉を耳にし、世界的なハリウッドスターが訪れたことに驚いた様子。村人たちの話からは、ただの観光名所ではない、この土地の深い文化が感じられました。

2日目には、村を散策し、地元のヤク飼いの娘と出会います。それは17歳の少女が自宅に招き入れたもので、そこには生後3ヶ月の赤ちゃんもいました。東出は「抱いてもいいですか？」と少女に尋ね、優しい笑顔で赤ちゃんをあやす姿が印象的でした。「うちの子も今5ヶ月なんです」というセリフには、彼の父としての一面が見えて、多くの視聴者が「父の顔だ」とコメントしています。