中高生の自己表現を促進する『MOTERU』の新ミッション
株式会社進鳳堂が新たに発表した『MOTERU見せたい服装ミッション』は、中高生のファッションセンスと英語スキルを高めるエンタメ型学習体験です。この新しい取り組みは、最近開催された「EXPOミライ学園祭」での中高生の自己表現行動データを基に構想されています。
学びのきっかけは感情
本サービスは、SNS世代の中高生が「見せたい」「記録したい」「褒められたい」といった感情に基づき設計されており、服装が学びの意欲を引き出すトリガーになることを目指しています。進鳳堂はこれまでにも、「MOTERU着物」や「MOTERU日本酒」といった異なるテーマで文化や言語を結びつけたアクティブラーニング型サービスを提供してきました。
新ミッションの概要
『MOTERU見せたい服装ミッション』には、以下の主要な活動が含まれています。
1.
服を着るミッション: 普段着ない服を試し、その選択理由や気持ちを英語で表現する。
2.
SNSミッション: 服装をテーマにした自分の個性を写真や動画で表現し、英語のキャプションを添える。
3.
会話で伝えるミッション: 自分の好きな服やブランドについてのロールプレイを行い、英会話のスキルを磨く。
4.
自己紹介×見た目ブランディング: 誰に見せたいかを意識しながら、その服と自己紹介を英語で練習する。
これらの新しいミッションは、中高生や若手社会人を主なターゲットにしており、自己表現力を高めるとともに、SNS時代にふさわしい英語アウトプット力を育成します。また、英語を「使って楽しい」と感じられる設計になっています。
調査結果が示す服装の影響
2024年8月8日に実施した「EXPOミライ学園祭」での意識調査では、多くの参加者が浴衣を着ることで「背筋が伸びる」と感じる一方で、「リラックスできそう」と回答する人が多かったことが分かりました。興味深いのは、浴衣を着ることで勉強への意欲が上がるという仮説が見事に裏打ちされ、更には「恋愛に意欲的になれる」と答えた参加者が3.6倍も多かった点です。
92%を超える参加者が浴衣を着た自分や他者に対してポジティブな印象を持っており、自己表現の重要性が強調されます。このようなデータは、ファッションと自己表現が心理的にも相互作用していることを示しています。
新しい学びの形を創出
進鳳堂は、教育機関やアパレル企業とのコラボレーションを視野に入れ、「ファッション×語学」を通じて新たな教育エンタメの領域を開拓しています。現在、『MOTERU見せたい服装ミッション』はプロトタイプの開発段階にあり、今後の動向が非常に楽しみです。
教育から広がる豊かな人類体験を目指し、進鳳堂はますます魅力的な学びを提供していくでしょう。自分自身を表現する楽しさを学びながら、英語力を養うこの新しい試みをぜひ体験してください。