平和不動産が札幌市に1千万円を寄附し地域活性化を支援
平和不動産株式会社は、札幌市の経済成長や産業発展の支援を目的に、企業版ふるさと納税として1千万円を寄附しました。この取り組みは、札幌市が進める『大学応援プロジェクト』の一環として実施されています。寄附金は、市内の大学や短期大学が実施する公益的なプロジェクトに使われ、地元の若者を定着させるための施策や地域課題の解決に役立てられる予定です。
この寄附に対し、2025年5月23日に札幌市役所本庁舎で行われた感謝状贈呈式において、平和不動産の代表執行役社長、土本清幸氏が札幌市の市長、秋元克広氏から感謝状を受け取りました。このことは、企業が地域に貢献する重要性を再認識させる出来事となりました。
札幌の都市競争力を高める取り組み
平和不動産の寄附金は、特に若者が地元に定着するための環境作りに焦点を当てています。例えば、大学や短期大学の学生が地域の課題に取り組むためのプロジェクトに対して助成金を交付することで、地元への愛着や地元を支える意識を育んでいく狙いがあります。また、そうした活動を通じて、札幌の魅力をさらに引き出し、都市の競争力を高めることが期待されています。
再開発事業を通じた地域振興
平和不動産は、再開発事業の拡大にも注力しています。同社の長期ビジョン『WAY 2040』に則り、『人々を惹きつける場づくりの全国展開』を掲げています。中でも、札幌市で進行中の『大通西4南地区第一種市街地再開発事業』は、会社史上最も大規模なプロジェクトとして位置付けられています。ここでの取り組みが成功すれば、地域に新しい魅力を役立てるだけでなく、多くの人々が集まる場を提供し、札幌の都市魅力をさらに引き立てることでしょう。
サステナブルな社会を実現する取り組み
さらに、平和不動産はSDGs(持続可能な開発目標)に対しても積極的に取り組んでいます。『Bazukuri Company』として、環境や社会的課題の解決を目指し、さまざまなステークホルダーとの対話を通じて、地域や社会にとっての価値を高めていくことを誓っています。
会社概要
平和不動産株式会社は、1947年に設立され、証券取引所ビルのオーナーとして日本国内に広がるビジネスを展開しています。その活動は、地域や街における場づくりを中心に、私たちの生活を豊かにすることに貢献しています。東京を拠点にしながらも、名古屋、大阪、福岡といった都市でも多くのプロジェクトを手掛けており、常に新しい魅力を創出し続けています。
- - 会社名: 平和不動産株式会社
- - 設立日: 1947年7月
- - 代表者: 代表執行役社長 土本 清幸
- - 本社所在地: 東京都中央区日本橋兜町1番10号
- - 会社HP: 平和不動産
地域の活性化や持続可能な社会実現を目指す平和不動産の今後の取り組みから目が離せません。