新たな提携発表
2025-04-14 09:40:24

日本システム開発とクリューグルが新たな資本業務提携を発表しました

日本システム開発とクリューグル、資本業務提携を結ぶ


日本システム開発株式会社とクリューグル株式会社は、新たに資本業務提携を締結しました。この提携により、日本の製造業における組込みソフトウェアの分野で、両社は革新的なサービスを提供することを目指しています。

クリューグルは、プライベートAIとコード検索に特化したプラットフォーム「Krugle」を開発・販売しており、その技術力は高く評価されています。日本システム開発は、その技術を活用し、生成AIを安全に運用できる環境を構築することを目指しています。両社の戦略的提携により、製造業界での組込みソフトウェア開発が加速することが期待されています。

提携の背景


日本システム開発の伊藤社長は、製造業における生成AIの活用について、公開型のモデルに対する懸念が根強いことを指摘しました。そこで、クリューグルのプライベートLLMを活用することで、セキュリティを確保しながら、ユーザーのニーズに応えるプラットフォームを提供することが可能になると述べています。

クリューグルは、自社のプライベートLLMが特に日本のソフトウェア開発現場で優れていることをアピールしました。この技術は、既存の開発環境と連携し、クローリング機能を活かそうとするものです。こうした取り組みを通じて、両社は市場の具体的な要望を反映させながら、Krugleの製品・サービスの強化を図っていく計画です。

具体的な開発計画


日本システム開発では、Krugleを組み込んだ新しいオプション製品の開発も進めています。静的解析ツールによって指摘された問題を、自動的にKrugleのLLMを利用して修正する仕組みを構築中であり、この開発にクリューグルがサポートしています。この取り組みは、膨大な修正作業の軽減を実現し、業界の人材不足を解消するための一助となるでしょう。

さらに、両社は2025年11月に行われるEdgeTech+2025というイベントに出展し、そこでオプション製品のベータ版を発表予定です。この展示を通じて、より多くの業界関係者に彼らの技術の可能性を伝え、理解を深めてもらう機会としています。

日本システム開発とクリューグルの企業情報


日本システム開発株式会社は、名古屋市に本社を構え、製造業向けの組込みソフトウェア開発を中心に様々な分野で経験を有している独立系ソフトハウスです。AI技術の研究開発にも注力し、特にIoT関連システムの構築に強みを持っています。

クリューグル株式会社は、東京・港区に本社を置く新興企業で、アメリカのアラゴンコンサルティンググループと共同で開発したKrugleプラットフォームを日本市場で独占的に販売しています。その柔軟性とセキュリティに優れた特性から、テレコム業界や製造業界での導入が進んでいます。製品の開発は始まったばかりですが、早くも多くの注目を集めています。

この新たな提携が、両社の成長と国内の製造業の発展にどう貢献するのか、今後の動向に注目が集まります。


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