地域と絆を深める文京学院大学のチャリティイベント
文京学院大学は、2025年2月21日に石川県珠洲市市役所を訪問し、義援金300,250円を寄付します。この寄付は、同大学が取り組んできた「能登まつり御膳(輪島塗)チャリティプロジェクト」の収益であり、チャリティ活動を通じて地域への支援を充実させてきた結果です。
この訪問に続き、2月22日には珠洲市大谷町第1団地集会所で「食事会&椿ランタンをつくろう」イベントを開催し、地域の方々との交流を深める機会を設けます。参加者には、栄養たっぷりの「金芽米」を使ったおにぎりや、温かい豚汁を提供し、地域の人々との温かい絆を築く場となります。
チャリティプロジェクトの背後にある思い
文京学院大学が運営する「ブレーメンズ」は、2011年の東日本大震災を契機に結成され、それ以来、地域支援活動やチャリティイベントを実施してきました。2024年度には能登半島地震と豪雨災害に対する支援も行い、学生たちが自らの力で地域に貢献する姿勢が根付いています。
2024年10月に実施された「能登まつり御膳」では、大勢の方々がご参加くださり、大学周辺のコミュニティとも良好な関係を築くことができました。このイベントで得た収益は、250余名の来客に支えられ、義援金として珠洲市に寄付されることが決まりました。
食事会と椿ランタン制作会の詳細
「食事会&椿ランタンをつくろう」は、どなたでも自由に参加できるイベントです。以下の日時・場所で実施されます。
- - 日時: 2025年2月22日(土) 12:00~
- - 場所: 石川県珠洲市大谷町第1団地 集会所
(珠洲市大谷地区 大谷小中学校グラウンド)
スケジュール:
おにぎりと豚汁が振る舞われます。
- - 12:15~: 三陸復興体験談「女将の語り部」
岩手県釜石の老舗旅館「宝来館」の女将、岩崎昭子さんが特別ゲストとして登場し、復興の体験談を語ります。
珠洲市に咲く「ヤブツバキ」に見立てたランタンを学生たちと一緒に制作し、制作したランタンはお持ち帰りいただけます。
地域との未来を見据えて
文京学院大学の取り組みは単なる寄付にとどまらず、地域との密接なつながりを目指しています。「ブレーメンズ」は、学生が自ら課題を見つけ、地域に貢献する力を育むことを目的として活動しており、地域の人々との交流の中で、より強固な絆を築き上げようとしています。
このような取り組みは、地域の人々にとっても、若者たちとの触れ合いを通じて新しい視点を得る貴重な機会になるでしょう。文京学院大学と珠洲市とのコラボレーションは、地域社会の活性化につながることを願ってやみません。多くの方々の参加をお待ちしています!