クラブツーリズム、鉄旅の魅力を再発見
2023年4月16日、鉄道旅行をテーマにしたコンペティション「第14回鉄旅オブザイヤー」において、クラブツーリズム株式会社が栄誉ある2つの賞を受賞しました。国土交通省 鉄道局長賞と審査員特別賞というダブル受賞を果たした背景には、多彩で魅力的な鉄道旅行商品の企画が大きく寄与しています。
洗練された旅の計画
まず、国土交通省 鉄道局長賞に輝いたのは「がんばろう 能登半島復興 応援ツアー」です。このツアーは、2024年に発生した能登半島地震の復興を支援しようという目的で企画されました。2日間の旅を通じて、参加者は美しい風景を眺めながら、のと鉄道を貸切運行し、震災の実情を現地の「語り部ガイド」から学びます。これにより、地震から3ヶ月後の現状を直接体感し、地元の方々の想いを感じ取ることができる特別な機会を提供しています。
この企画を担当したスタッフは、地域の復興に寄与できることを信じ、旅を通じて感動を共有することを大切に考えています。能登半島の自然の美しさと、そこに暮らす人々の思いをつなぐこのツアーは、多くの人々に深い感動を与えることでしょう。
個々の旅の重要性
一方、審査員特別賞を獲得したのは、「【ひとり旅】現地ガイドと行く!北海道さいはての未成線と廃線跡をたどる3日間」です。こちらは特に「ひとり参加限定」にこだわった企画で、参加者は自分の趣味を存分に楽しむことができます。旅を通じて、同じ趣味を持つ仲間とサポートし合いながら知識を深め、鉄道文化への興味をさらに膨らませることができる内容となっています。
このツアーでは、現地のガイドが案内することで、未成線や廃止された鉄道の遺構を訪れる魅力があります。地図に載っていない場所を巡って、そこにどのような歴史があったのかを知ることは、参加者にとって新しい視点を与える貴重な体験です。ガイドの存在が、この旅の価値を一層高めています。
未来を見据えて
クラブツーリズムはこれからも、地域と共に歩む旅行の提案を続け、鉄道旅行の魅力を広めていくことに意欲を燃やしています。多彩な選択肢や体験を提供することで、お客様に感動を与える旅を実現していきます。
これらの受賞は単なる栄誉ではなく、参加者にとって特別な旅を提供するための一つの指標です。今後もより多くの人々が、鉄道を通じて新たな発見をし、心温まる時間を過ごせることを願っています。