ランスタッドが挑む多様性の象徴
総合人材サービスを展開するランスタッド株式会社は、2025年11月1日・2日の2日間にわたり福岡市の天神中央公園で開催される「九州レインボープライド2025」への出展が決定しました。このイベントは、LGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティに対する支持を表明する場として定評があります。ランスタッドは、昨年に続き3年連続での出展となり、企業としての社会的責任を果たすことを目的に活動しています。
当日のブースでは、先着500名の参加者に対し、多様性を象徴するレインボーカラーのオリジナルネックストラップを配布します。これは、ランスタッドの公式SNSをフォローした方が対象となります。この取り組みは、多様性や包括性を重んじるランスタッドの姿勢を示すものです。
多様性を推進するランスタッドの取り組み
ランスタッドは世界的に見ても公平で専門性の高い人材サービスを提供することを理念としています。日本国内においても、Equity(公平性)、Diversity(多様性)、Inclusion(包摂性)、Belonging(帰属性)の4つの柱に基づいて、積極的にEDI&Bを推進しています。
その一環として、同性婚を世界で初めて合法化したオランダに起源を持つ同社は、性別や性的指向に関わらず、全ての人々が平等な機会を得られるような就業環境を整備しています。具体的には、同性パートナーを法律上の配偶者と同等に扱う規定や、LGBTQI+当事者及びその支持者によるエンプロイーリソースグループ(ERG)活動を強化しています。
これらの取り組みが高く評価され、LGBTQに関する企業評価基準である“PRIDE指標”では、ゴールドを4年連続、レインボーを2年連続で受賞しています。また、「D&Iアワード」でも過去3年間にわたりベストワークプレイスを受賞するなど、実績を積み上げています。
この月には、Tokyo Pride 2025にも4年連続で参加し、初めて開催される『Youth Pride』にランスタッドのED&I / エンプロイヤーブランディングマネージャーである土橋直子が登壇することが決まっています。そして、大阪レインボーフェスタ!2025にも初出展し、「働く」というテーマでLGBTQ+への理解促進を図るための対談をポッドキャスト形式で発信するなど、新たな挑戦をしています。
九州レインボープライドの意義
「九州レインボープライド」は、LGBTを始めとするセクシュアル・マイノリティの権利を守り、子どもたちが自分らしく生きていける未来を築くためのイベントです。多くの人々が参加し、差別や偏見のない社会を実現するためのメッセージを発信します。公式ウェブサイトでは、イベントの詳細やプログラムについての情報が掲載されています。
- - 日時: 2025年11月1日(土)・2日(日) 10:00〜17:00
- - 場所: 天神中央公園(福岡市中央区天神1)
- - ブース番号: 19
- - 入場料: 無料
このイベントは多様性と包括性を祝う場であり、地域の人々が集う貴重な機会です。ランスタッドが率先して行うこの出展活動が、今後のさらなる多様性の拡充に寄与することを期待しています。
会社概要と受賞歴
ランスタッドは1960年にオランダで設立され、現在では世界39カ国で人材サービスを展開し、約41,400人のスタッフを擁する企業です。売上高は約3兆9,782億円(241億2,200万ユーロ)と、業界トップの規模を誇ります。また、持続可能なビジネスモデルを目指し、様々な取り組みやサービスを通じて、顧客の成功を支援し続けています。