THE ORAL CIGARETTES アリーナツアー映像作品、舞台挨拶レポート
2023年10月11日、東京・丸の内ピカデリーで、THE ORAL CIGARETTESの第6回目となるアリーナツアー『AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025』の舞台挨拶が開催されました。今回のイベントは、映画館での生中継も行われ、全国のファンがこの瞬間をリアルタイムで楽しむことができました。
今年4月に6年ぶりに行われたアリーナツアーの模様を収めたLIVE Blu-ray『AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025』は、12月24日にリリースされる予定です。そして、今回の舞台挨拶の模様は、このツアーを題材にした映画『「AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025」THE MOVIE』上映後に行われました。
舞台挨拶ではメンバーが登場し、ファンからの温かい拍手と歓声で迎えられました。中心メンバーの山中拓也さんが、「どうだった?」と問いかけると、観客からの反応は圧倒的な熱気で応えられました。アリーナツアーは、アルバム『AlterGeist0000』のリリースを記念して開催され、全国のライブハウスを巡った後、アリーナでのパフォーマンスへと結実しました。メンバーは、ライブハウスツアーを通じて感じた自信を胸に、アリーナツアーへ臨んだとのこと。「我々のパフォーマンスは、納得のいく形に仕上がり、みなさんに観てもらえて本当に嬉しいです」とその心境を語りました。
アリーナツアーの演出について山中さんは、過去のパフォーマンスに比べてシンプルだったとしながらも、「映像と肉体で勝負したアリーナツアーだった」と回想しました。特に、他のクリエイターが手がけた演出映像には思い入れが詰め込まれており、観客もその迫力を映画館の大画面で堪能できたことでしょう。鈴木重伸さんは、「ライブ中に私たちの背後にあった映像パネルは巨大で、映画館での視覚効果も楽しめたはず」と満面の笑みで語り、観客の反応を熱く迎えました。
映画『AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025』は、ライブ映像だけではなく、ドキュメンタリーやメンバーインタビューも織り交ぜた内容で、一つのライブを多角的に楽しめる仕組みになっています。特に、中西雅哉さんは、「ドローンによる映像が新鮮で、アリーナの迫力を伝えるにはぴったりだった」と振り返り、リモートの映画館でもその臨場感が伝わったと満足気な表情を浮かべました。
舞台挨拶では、メンバーの和やかなトークの後に観客からの質問にも答え、さらにはオリジナルのゲームを通じて一体感を楽しみました。その中で、ミュージシャンとしての直感が光る一幕もありました。さらに、この日は鈴木重伸さんの誕生日でもあり、メンバーと観客が一緒になって彼を祝うサプライズもありました。「ハッピーバースデー」と歌声が響く中、鈴木さんは誓いの言葉として「来年もツアーに挑戦し続けます」と意欲を見せました。
イベントの終盤には、映像作品に対する思いも語られ、山中さんが「映像を観た時、皆にすごく愛おしく感じました。この作品を多くの人に観てもらい、アリーナライブの魅力を伝えたい」と語り、今後の活動へとつなげる意欲を見せました。
舞台挨拶が終わると、ファンの期待とともに、映像作品『AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025』の予約受付は10月19日まで行われているため、こちらもぜひチェックしてください。