原宿で「こども音楽食堂」が開催
2023年7月24日から26日までの3日間、JR原宿駅前の「WITH HARAJUKU」で「Supported by WITH HARAJUKU こども音楽食堂」が行われました。このイベントには、200名以上の5歳から15歳の子どもたちが参加し、保護者と共にプロオーケストラによる生演奏を楽しみました。社会福祉法人さぽうと21が主催し、子どもたちが音楽体験の機会に恵まれるよう仕組みを整え、音楽体験格差の解消を目指す取り組みです。
生演奏と特別な体験
このイベントに参加した音楽を提供したのは、パシフィックフィルハーモニア東京です。彼らはさぽうと21と長期にわたるコラボレーションを行っており、今回も素晴らしい演奏を披露しました。会場では、4回のミニコンサートが行われ、プログラム毎に異なる趣向が盛り込まれました。特に注目を集めたのは、《ボレロ》での小太鼓奏者の登場です。彼はエスカレーターを使って現れ、観客は驚きと共に楽しむことができました。
また、《ラデツキー行進曲》では参加者が手拍子で盛り上がり、演奏の合間にはアスリートな熱気を感じることができました。予定された20分を超える演奏が行われるなど、子どもたちの反響がプロの演奏者を刺激しました。
参加者の声
参加した子どもたちは、様々な感想を寄せました。「迫力ある音がすごかった」と興奮する声や、音楽家になりたいという夢を抱く子どもも見受けられました。15歳のミャンマールーツの少年は、「スマホで聴く音と間近で聴く音の違いを実感した」と語り、8歳の少女は「フルートの音がとても良かった」と目を輝かせていました。
イベントの全体風景
猛暑が続く中、会場では東京ヤクルト販売株式会社から提供されたミネラルウォーターや塩あめが配布され、参加者の熱中症対策もバッチリでした。さらに、WITH HARAJUKUや原宿クエストの協力店舗で利用できる食事券も配布され、音楽と食事の両方を楽しむことができました。
パシフィックフィルハーモニア東京のバイオリン奏者、剣持由紀子さんは「生の音を浴びる体験は、子どもたちにとって特別なものです」と述べ、参加者たちの感動を心から喜んでいました。このイベントでは、子どもたちだけでなく、訪れた多くの来街者も演奏に耳を傾け、クラシック音楽に浸ることができました。
未来への期待
さぽうと21は今後も、企業と連携しつつ、より多くの子どもたちに文化・芸術の体験を提供する方針です。この「こども音楽食堂」は、特に文化体験の機会に乏しい子どもたちに光を届ける素晴らしい活動です。参加した子どもたちが、将来的には音楽の楽しさを感じ、また足を運んでくれることを願う声も多く、今後の展開に期待が寄せられます。