新しい検体集配サービスの誕生
この度、株式会社ツインカプセラと株式会社Coordinate Labが手を組み、革新的な検体集配サービスをスタートさせました。このサービスは、ツインカプセラが開発した超断熱保冷容器「BAMBOO SHELLter(バンブーシェルター)」を利用し、治験や臨床研究における血液検体の収集に特化したものです。両社の強力なコラボレーションにより、確実かつ低コストの保冷輸送を実現することを目指しています。
超断熱保冷容器「バンブーシェルター」の特長
「BAMBOO SHELLter」は、その名の通り、竹素材を利用した超断熱設計が特徴です。これにより、輸送中の温度を安定して保つことが可能となります。また、コンパクトで使いやすいデザインにより、少量の検体でも効率的に輸送できます。この製品は、既に多施設共同研究での利用実績もあり、その高い性能が実証されています。
社会的背景と必要性
従来の検体集配には、温度管理の難しさや大量の保冷材が必要な手間が付き物でした。多施設共同研究では、全国の医療機関からの検体を集める必要があり、輸送中に温度変化が生じると検査結果に悪影響を与える可能性があります。そのため、正確な温度管理が求められます。この新しいサービスはその課題を解決し、高品質な保冷輸送を実現します。
ワンストップでのサービス提供
今回のサービスは、ツインカプセラの「BAMBOO SHELLter」を用いて、Coordinate Labが医療機関や配送業者との調整を行うことで実現しました。これにより、利用者は温度管理、コスト削減、手間の軽減を実現できます。特に、急な検体集荷のニーズにも迅速に対応できる点が、利用者にとって大きなメリットです。
具体的な利用例
具体的には、参加医療機関が複数ある臨床研究などでの検体集荷に最適です。例えば、ある医療機関で採取した血液を別の研究施設に送る際、BAMBOO SHELLterを使用することで、検体の温度管理を確実に行いながらコストも抑えることができます。このように、短いリードタイムでの集荷が可能となり、研究の迅速な進行が期待できます。
さらなる展開
ツインカプセラとCoordinate Labは、2025年に行われる日本臨床腫瘍学会の学術集会に出展する予定です。そこで新しい検体集配サービスの展開を広くアピールし、より多くの研究者や医療関係者に知ってもらうことを目指しています。ブースでは、容器のデモンストレーションや詳細な説明を行う予定ですので、ぜひお立ち寄りください。
結論
新しいワンストップ検体集配サービスは、高度な医療研究を支えるための重要な一歩となります。バイオメディカル分野での革新を進め、医療従事者の努力を後押しするこのサービスを、ぜひ多くの方に利用していただきたいです。関心のある方はツインカプセラまたはCoordinate Labに問い合わせることをお勧めします。