テクバン株式会社が大規模なソフトウェアテストシンポジウム東京に出展

ソフトウェアテストシンポジウム東京(JaSST'25 Tokyo)におけるテクバンの存在感

2025年3月27日と28日に東京で開催された「ソフトウェアテストシンポジウム東京(JaSST'25 Tokyo)」に、テクバン株式会社がプレミアムスポンサーとして出展しました。特に注目されたのは、AIとソフトウェア品質に関する重要なセッションです。

セッション1: 徹底討論！AIと品質の関係

最初のセッションは、「AI4QA業界人が語るAIと品質の真価とは」と題しまして、さまざまな企業からの専門家が一堂に会しました。登壇者には、LINEヤフーの野原優己氏、デロイトトーマツコンサルティングの津川順司氏、そしてテクバンからは佐藤寛之氏と上杉葵氏が参加しました。
このセッションでは、IT業界におけるAIの役割について深堀りしました。
参加者はそれぞれ異なる立場から、AIが品質管理にどのように貢献できるのか、そしてAI導入がもたらすビジネスモデルの変革について活発に意見を交換しました。

参加者たちは、AI技術が今後のソフトウェアテストにおいて不可欠な要素となることに異論はありませんでしたが、その具体的なアプローチや有効性について鋭い議論が繰り広げられました。
AIによるデータ解析がどのようにテスト工程を効率化し、品質を向上させるのか。実際のケーススタディを通じて理解が深まりました。

セッション2: テストエンジニアの賃金格差の真実

続いて行われた「テストエンジニアの単価はなぜ低い～単価倍増計画～」というセッションでは、テストエンジニアの市場価値の低さに焦点が当てられました。中川明久氏（デロイトトーマツコンサルティング）、尾舘誠一朗氏（テクバン）、植松大輝氏（株式会社Sharing Innovations）、津川順司氏（デロイトトーマツコンサルティング）が、テストエンジニアの単価の低下の要因を掘り下げました。

IT業界の中でも、テストエンジニアが相対的に低い評価を受けている現状について、パネルディスカッションを通じて様々な視点から議論しました。
「本当に単価が低いのか」「その原因は何か」といった疑問に対して、テストベンダーやエンジニアリング会社、コンサルティング会社それぞれの立場からの考えが披露され、参加者の理解を深める内容でした。