沖縄出身ラッパーえびちるが初のアルバムをリリース!
沖縄の奇才フィメールラッパー、えびちるが12月22日(月)に待望の1stアルバム『ネリリ チルル ハララ』を発表します。このアルバムは、えびちる自身の豊かな感性と独自の宇宙観を余すところなく表現した作品となっています。本作には、先行配信曲「えーりあんぴーぽー」を含む全11曲が収録されており、特に「宇宙」をテーマにした楽曲が多いことが特徴です。
アルバムの魅力 3つのポイント
1. えびちるワールド全開の楽曲群
えびちるが生活の中で感じた日常や過去の経験、そして感情や妄想を宇宙というテーマを通して表現した11曲。今作では、内宇宙と外宇宙が交錯するユニークな世界観が展開されます。さらに、アルバムの曲数は現代物理学の概念を反映しており、11曲という数は超弦理論に由来しています。
2. 作詞作曲は全てえびちる自身の手によるもの
えびちるは全曲の作詞と作曲を手がけました。彼女は、沖縄で活躍するビートメイカーOMKTに師事し、自らビートメイクに挑戦。制作には没頭し、わずか2ヶ月でアルバムを完成させました。このように、彼女の成長を感じることができる作品に仕上がっています。
3. アートを感じるアルバムジャケット
アルバムジャケットは、えびちるの制作中のマイルームを表現した一枚。楽器や彼女が部屋に飾っている小物が散りばめられており、まるで彼女の内宇宙を覗き込んでいるような感覚を味わえます。このジャケットには、ボイジャー1号に搭載された「ゴールデンレコード」の要素もあり、音楽の歴史と彼女の今が繋がっています。
各曲の魅力を解説
アルバムの収録曲についても注目しましょう。
1.
ボイジャー1号 - 生活空間から宇宙へ飛び出すようなメッセージを描写しています。
2.
オーマイゴッド粒子 - 超高エネルギー宇宙線をテーマにしたブレイクコア曲。
3.
ストレートスパゲッティ - 恋愛感情をブラックホールのスパゲッティ化現象に重ねています。
4.
ワルイユメ - 悪夢を詩的に表現。
5.
宇宙船ラパン - 愛車で月への旅を描いた楽曲。
このように、それぞれの曲が独自のストーリーを持ちながら、宇宙をテーマにした多様な音楽スタイルが織り交ぜられています。えびちる自身が「このアルバムは自分の脳内宇宙を味わえるもの」と語るように、聴く人を新しい次元へと導く、楽しさ溢れる作品です。
えびちるのプロフィール
えびちるは沖縄県浦添市出身で、2005年生まれ。中学・高校時代に不登校経験を経て、ネットでラップに出会い、「沖縄サイファー」を通じてキャリアを始めました。2025年からは面白法人カヤックとアーティスト契約を結び、幅広い活動を展開しています。
まとめ
沖縄から新たに飛び立つえびちるの1stアルバム『ネリリ チルル ハララ』。彼女の音楽の宇宙を楽しんで、ぜひその独特な世界観を体験してください。お見逃しなく!