NGAS-Accelerator Programが切り開く新たな価値
日本海を舞台に、未来を創造するプログラム、NGAS-Accelerator Programが始まりました。この取り組みは、日本海ガス絆ホールディングス(日本海ガス絆HD)が主催し、株式会社ゼロワンブースター(01Booster)とそのグループ会社である日本海ラボが共同で運営しています。2025年9月11日、富山市にある日本海ガス絆HD本社でキックオフイベントが開催され、選定されたスタートアップ6社が共創への意気込みを語りました。
採択されたスタートアップ
このプログラムは、約6か月間にわたって行われ、日本海ガス絆HDの社員が採択されたスタートアップと協力しながら、事業を共に創り出していくものです。今回の3rd Batchでは、以下の6社が採択されました。
- - 株式会社M2X: 設備保全効率化ソフトウェアを開発。
- - 株式会社JOYCLE: ごみを運搬せず資源化する小型IoTアップサイクルプラント、JOYCLE BOXを提供。
- - mui Lab株式会社: スマートホームプラットフォーム「くらしのOS」を全国展開。
- - COSOJI株式会社: 地域の不動産管理シェアリングプラットフォームを提供。
- - KUROFUNE株式会社: 外国人向け生活支援と人材紹介事業。
- - 株式会社住宅テックラボ: 不動産の情報配信や分析を行います。
このように、多様な分野から選ばれたスタートアップたちが、共通の目標に向かって進むことになります。
キックオフイベントの模様
キックオフイベントには、採択されたスタートアップの代表者たちと日本海ガス絆HDの社員が集まり、プロジェクトのスタートを祝いました。会社の社長である新田洋太朗氏は、「共創の期間中は、双方が力を合わせ、課題を乗り越えながら有意義な成果を生み出すために全力で取り組んでいく」と熱意を語りました。お互いの知識やスキルを持ち寄りながら、6か月間の共創期間は、厳しい挑戦でもあると同時に大きな学びの場ともなるでしょう。
今後の展望
このプログラムでは、2026年3月に富山県にて成果発表会が予定されています。採択されたスタートアップたちがどのような成果を上げるか、今からすでに楽しみです。また、共同の活動を通じて新たなアイデアやビジネスモデルが生まれることが期待されています。
01Boosterの役割
01Boosterは、起業家支援やコーポレートアクセラレーターなど、多岐にわたる事業創造プログラムを展開しています。自社の理念として「事業創造の力で世界を変える」を掲げ、スタートアップとの連携を進めています。これにより、企業とスタートアップの新しいクラスターが形成され、経済の活性化が期待されます。
このように、NGAS-Accelerator Programは単なるビジネス支援にとどまらず、地域経済を支え、共に成長することを目指しています。この取り組みが、北陸地域に新たな活力をもたらすことを期待しましょう。