日本とインドネシア、フットサル交流の新たな一歩を踏み出す

一般社団法人日本フットサルトップリーグは、理事長の松井大輔氏が提唱する「グローバルマインド」を実現するため、インドネシアフットサル連盟との戦略的パートナーシップを2025年5月22日に締結しました。この提携は、両国のフットサルを通じた国際的な関係構築を目指しています。

フットサル界の急成長を背景に

インドネシアは、日本と同様に男女別の全国フットサルリーグを持ち、男子はアジアベスト4、女子もベスト5にランクインしています。これは、同国のフットサルが急速に発展していることを示しています。日本とインドネシアのフットサル交流は、2002年のAFCフットサル選手権（ジャカルタ）から始まり、時を経て関係が深まってきました。特に、2014年には日本のクラブチームであるバルドラール浦安がインドネシア代表との国際親善試合を行い、積極的な交流が進んできました。

両国間の協力の未来

今回の提携の目的は、双方のフットサルリーグが持つアセットや価値を持ち寄り、アジア全体のフットサルの発展に寄与することです。インドネシアフットサル連盟の会長、マイケル・シアニパル氏は、提携におけるインドネシアのポテンシャルを信じ、日本から学ぶことでさらなる成長を望んでいます。このような国際協力を通じて、指導者や選手の交流を進め、フットサルの発展に繋げたい考えです。

交流の具体的な展開

松井理事長は、東南アジアにおけるフットサルの重要性を強調し、フットサルを通じた異文化交流の重要性を語りました。今後、日本とインドネシアのクラブ間や地域間での交流が進むことを期待しています。また、将来的には海外チームの招聘についても検討されるなど、国際的な舞台での競技機会が増えることが見込まれています。

フットサルを媒介に、両国が手を取り合って成長することで、アジア全体のフットサルがさらに強化される可能性が広がります。このような歴史的な提携により、両国のフットサル界が新たな局面を迎えることを期待しています。