正倉院宝物を体験する新たな映像空間『正倉院 THE SHOW』東京展へようこそ

正倉院宝物を体験する新映像空間『正倉院 THE SHOW』東京展

2025年9月20日から11月9日まで、上野の森美術館にて『正倉院 THE SHOW－感じる。いま、ここにある奇跡－』が開催されます。この展覧会は、1300年の歴史を持つ正倉院の宝物を、革新的な映像技術を用いて体感できる初の試みとなります。大阪での成功を経て、東京での巡回展示が実現。今回は、特に注目すべきはImmersive Magic Wallを使用した映像演出です。

Immersive Magic Wallとは？

株式会社イマーシブが開発したImmersive Magic Wallは、量子ドット技術をベースにした新しいスクリーン塗料を使用しています。この技術により、従来の投影技術とは異なり、ハイコントラストで色鮮やかな映像表現が可能になりました。この巨大なスクリーンは、幅約20メートル、高さ約4メートルと、その圧倒的なスケール感で、来場者を宝物の美しさの世界に引き込みます。

魅力的な展示内容

『正倉院 THE SHOW』では、高精細な3Dデジタルデータを用いた映像が、来場者に肉眼では捉えきれない宝物の細部を細やかに再現します。これにより、まるで宝物に触れているかのような感覚を味わうことができ、没入感を得られる空間が広がります。正倉院の宝が持つ歴史的な美しさを全身で感じることができる、まさに新しい体験型展覧会です。

今後の展開

イマーシブでは、この技術を文化施設や美術館での展示演出に限らず、商業空間でのブランドイベントや不動産ショールーム、さらには建築プロジェクトのクライアント向け映像プレゼンテーションなど、多岐にわたる領域に展開していく予定です。各分野での映像体験を進化させ、クライアントの事業成長に寄与していくことを目指しています。