渋谷のクリスマスライブで響いた避難民女性の感動の歌声

渋谷のクリスマスライブで響いた感動の歌声

2022年、日本に避難してきたウクライナ出身の女性が、12月22日に渋谷の「cafeテラオ」で初ステージを迎えました。彼女は、音楽大学を卒業後、音楽教師として活躍していましたが、家族とともに避難生活を余儀なくされました。彼女のパフォーマンスは、特定非営利活動法人アジア人文文化交流促進協会（JII）のサポートのもと、無事に達成された重要なステップです。

JIIの支援と新たな挑戦

JIIは、ウクライナ避難民家族の日本での安定した生活を支援しており、入国手続きから日本語学習、住居の手配、子どもたちの教育支援まで、幅広いサポートを行っています。特に、地域社会への適応を促すために、地元の音楽団体との連携を深め、彼女が音楽活動に参加できる環境を整えました。

彼女は、このような支援を受けて約1年前に音楽活動を再開し、夢であったライブパフォーマンスに挑戦することができました。この日は、ウクライナの民謡やアメリカの名曲を披露し、約30分間のパフォーマンスには日本語で自身の経験も交えながら、心のこもったメッセージを伝えました。

観客の心をつかむ美しい歌声

会場には多くの観客が集まり、彼女のパフォーマンスは大きなニーズに応えたものでした。観客は彼女の歌声に感動し、温かな拍手が響きました。彼女の存在は、避難民の方々が新たな土地で自らの力を発揮できることを証明しています。これからも、JIIは彼女を支え続け、各避難民が自身の才能を生かして新たな環境で活躍する手助けを行います。

新プロジェクトへの寄付キャンペーンを実施中

現在、JIIでは「スポットおとなりさん」という新しい事業のための寄付キャンペーンを行っています。難民や避難民支援の経験を基に、地域社会とのつながりを深めるプラットフォームを構築する計画です。このキャンペーンは、2024年12月24日まで続けられますので、是非ご支援をお願いいたします。

寄付キャンペーンページはこちらです。