会話資本主義とは何か?
トグルホールディングス株式会社の伊藤嘉盛CEOが著した『会話資本主義AIが「ことば」をぼくたちの財産にする』が、2026年6月17日に星海社新書より刊行されることが発表されました。この書籍は、AI技術が職場における会話の役割とその価値をどのように再定義するかを探求した、ビジネス書です。
書籍のテーマ
本書のテーマは「その会話は、資本になる。」です。日々の業務において交わされる会話には、重要な知識や判断が含まれていますが、従来の方法ではこれらは迅速に消え去ってしまっていました。しかし、AIの進化により、これまで記録化されなかった会話が意義を持って蓄積される時代がやってきました。この新しい考え方を「会話資本主義」と名付け、今後のビジネスのあり方にどのように影響を与えるのかを論じています。
3つの視点
著者は、会話の記録や分析が重要であるとし、このスタンスを以下の3つの視点から説明しています。
1.
会話は資本である: 無駄に流れて消える情報ではなく、適切に記録し再利用が可能な「資本」と考えます。
2.
AIがもたらす価値: 会議や商談における会話の文脈を保持し、経営判断に活かすことができるAIの機能に焦点を当てています。
3.
実践的な視点: 建設業や不動産業の現場で実際に活用されている具体的な事例を挙げ、単なる未来論ではなく、すでに実現されている変化として紹介しています。
著者のメッセージ
伊藤氏は自らの経験から、日々の業務の中で流れていく会話や判断が、実は事業の推進に欠かせない重要な要素であると述べています。会議の一言、チャットでの意見、商談の反応など、これらの小さな会話が積み重なって全体を変える力を持っているといいます。AIとこれらの会話を共有することで、今まで見えなかったビジネスの構造が明らかになり、業務の新たな可能性を開くことができるのです。
著者プロフィール
伊藤嘉盛氏は、トグルホールディングス株式会社の代表取締役CEOであり、事業の立ち上げや運営に取り組んできました。彼は東京大学大学院で脳神経科学を研究しながら、AIを活用した業務改革に情熱を注いでいます。起業家としての豊富な経験をもとに、本書を執筆しました。
書籍情報
- - 書名: 会話資本主義AIが「ことば」をぼくたちの財産にする
- - 著者: 伊藤 嘉盛
- - 版元: 星海社新書(講談社)
- - 発売日: 2026年6月17日(水)
- - 価格: 1,600円(税別)
本書は、AIがどのようにして私たちの会話を財産として活用できるのかを明らかにする一冊です。今後のビジネス環境における会話の重要性を再認識するきっかけとして、多くの方に読まれることを期待しています。