日立ソリューションズ・クリエイト、オンラインコミュニティサービスを発表
東京都品川区に本社を置く株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは、11月7日から新たな「オンラインコミュニティサービス」を展開すると発表しました。このサービスは、製品やサービスを提供する企業とそのエンドユーザーとの信頼関係の構築を目指しています。これにより、企業と顧客との間でより良いコミュニケーションとサポートが可能となります。
オンラインコミュニティの背景
近年、デジタル技術の進化により、ユーザー側が情報にアクセスできないケースやサービスの利用方法が理解できないケースが増えてきました。このデジタルデバイドの拡大は、特にデジタルサービスを提供する企業にとって大きな課題となっています。そこで、日立ソリューションズ・クリエイトは、企業とエンドユーザーとしての双方が互いにサポートし合い、情報を交換できるコミュニティを構築することが重要と考えました。
コミュニティサービスの実績と支援内容
日立は、コミューン株式会社の「Commune」というプラットフォームを活用し、オンラインコミュニティの設立から運営までをサポートします。このサポートは、単なる導入だけにとどまらず、ユーザーに対するわかりやすいコンテンツ作りや、運営の適切さを一貫して提供するものです。このようにすることで、カスタマーエクスペリエンス(CX)を向上させ、顧客の成功を実現しようとしています。
オンラインコミュニティを通じて、エンドユーザーはナレッジベースやQ&Aの情報にアクセスできるため、他のユーザーの経験からも学ぶことが可能です。他のエンドユーザーとの交流を通じて、製品やサービスへの理解を深め、問題解決に役立てることが期待されます。また、コミュニティ上で得られた顧客の意見(VoC)を分析し、製品やサービスの改善にもつなげることができます。
サポートの具体的な内容
このオンラインコミュニティサービスでは、以下のような特徴があります。
1.
信頼関係の構築を支援
エンドユーザーがコミュニティに参加することで、より深い信頼関係が形成され、企業へのロイヤルティやエンゲージメントの向上が期待できます。
2.
業務に合わせたコミュニティ運営のサポート
企業のカスタマーサクセス担当者と連携し、現状業務のプロセスや課題を整理し、使いやすいコミュニティを構築します。
3.
専門家による運営効率化
コミュニティデザイナーが運営をサポートし、モニタリングや活性化のための施策を提案します。また、オンボーディングコンテンツの制作に関しても専門的な知識を持つデザイナーが対応し、コミュニティ運営業務の効率化を図ります。
導入フローと価格について
サービスの導入に際しては、コミュニティデザイナーが詳細なヒアリングを行い、お客様の要件を明確にしていきます。その上で、最適なプラットフォームを設計し、実装します。具体的な価格については、個別の見積もりを行う旨です。
最後に
日立ソリューションズ・クリエイトは、今回のオンラインコミュニティサービスを通じて、多くの企業や団体に対して、そのサービスや製品を最大限に活用できる機会を提供します。今後も、日立グループの豊富な経験と実績を活かし、お客様の成功を支援し続けます。詳細については、
オンラインコミュニティサービスの公式ページをご覧ください。