2026年5月度の全国アルバイト・パート時給と求人数の傾向分析
2026年5月、日本全国のアルバイト・パートの平均時給は1,245円となり、前年同月と比較して44円の増加を見せました。このデータは、株式会社フロッグが公開した「2026年5月度 アルバイト・パート 平均時給・求人数レポート」に基づいています。前月比でわずか1円の増加にとどまったものの、前年同月には3.66%の伸びを記録しています。
求人件数の変化
同じく5月度の全国アルバイト・パート求人件数は494,967件となり、前月に比べ63,975件の減少、前年同月に比べ82,674件の減少を示しています。このデータにより、求人数の減少傾向が明らかになりました。具体的には、前月比で11.45%、前年同月比で14.31%の減少となっており、採用市場における厳しさが窺えます。
職種別の平均時給その変動
アルバイト・パートの職種別平均時給について、最も変動が大きかったのはクリエイティブ(Web以外)で、38円の増加となりました。次いで、ホテルや旅館、ブライダル関係が25円の増加、営業や事務関連が23円の増加を見せています。
逆に、最も減少した職種は映像、イベント、芸能、キャンペーンで、26円の減少となりました。これにより、エンタメ関連業界の需要が落ち込んでいることも見て取れます。
都道府県別の平均時給と求人数
各都道府県における平均時給の変動を見てみると、新潟県と和歌山県が共に19円の増加となり、これがトップ3に入っています。高知県も18円の増加で続きます。反対に、最も減少が見られたのは広島県で22円の減少となりました。
求人数に関しては全47都道府県でマイナスの結果が出ており、特に神奈川県では13,397件、埼玉県では6,392件の大幅な減少が見られました。こうした地域による差異は、各求人市場に大きな影響を与えています。
データ提供と活用
今回の調査データは『HRogチャート』を用いて収集されたもので、求人媒体『マイナビバイト』『バイトル』『イーアイデム』から取得した情報に基づいています。フロッグ社の提供するこのツールは、求人数や平均賃金といった数値を元に、地域や職種に応じた詳細な分析が可能です。
このように、アルバイトやパートの市場は時給の上昇が見られる一方で、求人数の減少が課題となっています。求職者にとっては、より良い条件の仕事を見つけることができる環境である一方、企業側は採用を進めるのが難しい状況に置かれています。今後の市場動向には要注目です。
リサーチ結果については、さらに詳しい資料も求められています。興味のある方は、フロッグ社の公式ウェブサイトからアクセスし、お問い合わせを行うことができます。企業や報道機関向けのサービスも展開しているため、データ分析を行いたい方には有用なツールとなるでしょう。