環境に配慮したアリーナ
2025-12-10 15:54:30

TOYOTA ARENA TOKYOがLEED GOLD認証を取得!環境に配慮した次世代アリーナ

TOYOTA ARENA TOKYOがLEED GOLD認証を取得



東京都江東区青海に位置するTOYOTA ARENA TOKYOは、2025年の開業に向けて大きな注目を集める中、国際的な環境性能の認証「LEED GOLD®」を取得したという嬉しいニュースをお届けします。

LEED GOLD®認証とは?


LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)認証は、米国グリーンビルディング協会が運営する、建物の環境性能を評価する国際的な基準です。環境に配慮した建物としての品質や効果が求められ、特に「LEED GOLD®」はその中でも高い評価を受けたことを示します。TOYOTA ARENA TOKYOは、このLEED認証を取得した国内初のアリーナ施設となります。

環境性能評価の優れたポイント


同アリーナがLEED GOLD®を獲得したポイントは以下の通りです:

1. エネルギー性能の最適化
高効率な機器や地域冷暖房を導入し、エネルギーコストを32.3%削減しました。

2. 再生可能エネルギーの導入
屋上に設置された300kWの太陽光発電パネルは、年間で約310 MWhの電力を生産する見込みです。

3. 水使用の削減
地域再生水と雨水を活用し、室内水使用量を77.6%削減しました。

4. 敷地利用の工夫
敷地内の44%をオープンスペースとして確保し、人々の交流を促進します。

これらの取り組みから、TOYOTA ARENA TOKYOは国内外で最高レベルの環境性能を誇るアリーナとなることを目指しています。

アリーナのコンセプトと運営方針


「可能性にかけていこう」との理念のもと、スポーツ、モビリティ、サステナビリティをテーマに、多様な活動が推進される場を提供します。トヨタアルバルク東京が運営を行い、2021年からの社会的責任プロジェクト『ALVARK Will』に基づく様々な環境配慮のプロジェクトを推進しています。

  • - 再生可能エネルギーの利用
  • - 全量リサイクルの実施
  • - 飲食用カップのリサイクル推進

これらの活動によって、来館者が意識的に環境保護に関与できる機会を提供します。

施設概要


  • - 所在地: 東京都江東区青海
  • - 敷地面積: 約26,446㎡
  • - 延床面積: 約38,039㎡
  • - 収容人数: 約10,000人
  • - 開業日: 2025年10月3日
  • - 設計・施工: 鹿島建設株式会社が手がけています。

TOYOTA ARENA TOKYOは、地域のコミュニティと結びつきながら、未来のサステナブルな社会へ向けたスタート地点となることを期待されています。訪れた人々が環境について考え、行動するきっかけとなる場になるでしょう。

詳細情報や最新情報については、公式HPをご覧ください。


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