万博とアマチュア無線
2025-04-14 18:37:27

大阪・関西万博でアマチュア無線の新たな歴史を刻む「8K3EXPO」

大阪・関西万博でアマチュア無線の新たな歴史を刻む「8K3EXPO」



2025年の大阪・関西万博において、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(以下JARL)が特別記念局「8K3EXPO」を設置します。この試みは、万博の魅力を国内外に発信し、国際交流を深める絶好の機会となるでしょう。

JARLの役割と目的



JARLは「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに沿って、アマチュア無線の特別記念局を運用します。アマチュア無線を通じて世界中の無線オペレーターとつながり、万博の様子や最新情報を発信することで、イベントの盛り上がりに寄与することが期待されています。

特別記念局「8K3EXPO」の詳細



この特別記念局は、2025年4月13日から10月13日までの184日間、運用される予定です。以下、特別記念局の基本情報です。

  • - コールサイン: 8K3EXPO
  • - 設置場所: 大阪・夢洲内スタッフ用駐車場
  • - 周波数帯: 1.8MHzから10GHzまで、出力は最大1kWを予定
  • - 運用ブース: EXPOナショナルデーホール1階でのリモート運用(光回線利用)

このほか、特別記念局にはアンテナタワーが設置され、様々な周波数帯に対応する無線機と周辺機器が整備されます。特に注目されているのは、アマチュア無線史上初の「8K」を含むコールサインです。

移動局「JA3XPO」について



「8K3EXPO」に加え、JARLは移動するアマチュア無線局「JA3XPO」も開設します。この局は関西各府県を巡回し、昔の万博で使用されたコールサインを復活させたものです。来場者は、関西地域の魅力を感じながら運用体験ができることでしょう。特に、「JA3XPO」は1970年の大阪万博の記念局として使用されていたため、歴史的な意味も持っています。

開局式の詳細



大阪・関西万博の開幕を祝う「開局式」は、2025年4月13日の午前10時に行われます。JARLの会長が 最初の交信を行う予定で、日本全国や世界中のオペレーターと交流する貴重な機会となるため、多くのファンからの注目が集まるでしょう。

アマチュア無線の魅力



アマチュア無線は、法律に基づいた通信手段として、無線通信技術を利用した趣味のひとつです。インターネットが普及する前には、世界中の仲間との交流手段として大きな役割を果たしてきました。災害時には緊急通信手段としても使われるなど、今や社会貢献の一翼を担う存在となっています。日本国内には多くのアマチュア無線愛好者が存在し、年齢を問わず親しまれています。

まとめ



「8K3EXPO」はただのアマチュア無線局ではなく、大阪・関西万博を通じて世界とつながる貴重なプラットフォームです。興味がある方は、是非この機会にアマチュア無線に触れてみてください。

最新情報はここで確認できます。さあ、新たな交流の扉を開きましょう!


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