概要
この度、INTMAX、ぷらっとホーム株式会社、そしてスカパーJSAT株式会社の3社が連携し、国内データセンターを利用したブロックチェーン技術の実証を始めることを発表しました。このプロジェクトでは、ゼロ知識証明技術を用いたプライバシーの保護や、IoTデバイスとの高度な統合を目指しており、新たなデータセンター事業モデルの確立を図っています。
実証の内容
1. INTMAXによるプライバシー保護
INTMAXは、zkRollup(ゼロ知識証明によるロールアップ)技術を駆使し、高速でプライバシー性の高いLayer2ソリューションを提供しています。本実証では、個人情報や機密データを守りつつ、安全なブロックチェーンネットワークの運用を目指します。この取り組みにより、Web3で掲げる「データの主権を個人が持つ世界」の実現に向けた基盤が整います。
2. ぷらっとホームのThingsToken™
ぷらっとホームはIoTデバイスやセンサーをブロックチェーンと連携させる「ThingsToken™」技術を提供します。これにより、物理デバイスや現実の資産をトークン化し、ブロックチェーン上での管理・取引が可能になります。この仕組みにより、データセンター内の物理資産のリアルタイム管理が実現され、新たな分散型経済圏が創出されることが期待されています。
3. スカパーJSATのデータセンター利用
スカパーJSATは、自社のデータセンター「東京メディアセンター(TMC)」を提供し、そこをINTMAXの分散ノードとすることで、耐災害性の高いインフラを活用します。これにより、災害時にも安定した接続が可能なWeb3ノードを構築し、ネットワークの回復力を強化します。
目指す未来と展望
この実証を通じて、情報セキュリティの課題であるオンライン情報の改ざん防止や、ユーザーのプライバシー保護の実現を目指します。将来的にはThingsToken™によるデータセンター内でのリアルタイム統合が予定されており、Web3の新たな分散型経済圏に貢献することが期待されています。
連絡先
本件についての詳細は以下のメールアドレスへお問い合わせください。
このプロジェクトは、未来のインターネット技術の発展に向けた一歩となることでしょう。変革が進む中、3社の取り組みに期待が高まります。