東京都ビジネスサービス株式会社がアビリンピックに出場、障がい者支援の取り組みも紹介

東京都ビジネスサービス株式会社がアビリンピックへ出場

東京都ビジネスサービス株式会社が誇る社員、稲葉洋介さんが、間もなく行われる『第45回全国障害者技能競技大会（アビリンピック）』のコンピュータプログラミング部門に出場することが決まりました。これに合わせて、同日開催の「障害者ワークフェア2025」にも参加し、障がい者の雇用に関する取り組みを紹介します。

企業の取り組み

特例子会社である東京都ビジネスサービス株式会社は、多様な人材がそのスキルを活かせる職場環境の整備に積極的に取り組んでいます。今回のアビリンピックへの参加は、社員の技術向上を目的としたものであり、また、ワークフェアへの出展により、障がい者雇用への理解を促進する私たちの活動を広めたいと考えています。

アビリンピックの目的

全国障害者技能競技大会（アビリンピック）は、障がい者自身がこれまで培ってきた技術や知識を競い合い、その職業能力を高める場として設けられています。また、企業や社会における障がい者雇用の理解を深めることを目指しています。本大会には、25種目、計445名が参加予定で、2027年のフィンランドで開催される国際アビリンピックへの日本代表選考も兼ねています。

出場する稲葉洋介さん

プログラミングの達人

稲葉さんは、10代の頃からプログラミングにのめり込み、40年以上の経験を積んできました。システムエンジニアや事務職を経て、現在は当社で新入社員向けのPC研修などを通じて確かな技術を伝えています。2024年の大会では見事銅賞を受賞し、今回で3度目の出場となります。彼は「世界大会への出場切符を目指して、全力で頑張ります。2024年は銅賞でしたので、今回は金賞を狙いたいです！」と意気込みを語っています。