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ポーラ、D&Iアワード2024にて連続受賞

株式会社ポーラは、日本最大のダイバーシティ&インクルージョンを認定する「D&Iアワード2024」において、最高評価の「ベストワークプレイス」に2年連続で認定されました。この受賞は、ポーラが国内外でどのようにD&Iの取り組んでいるかを示す重要な指標となっています。

ポーラの高評価

ポーラはダイバーシティスコアで85点を獲得し、なぜこれだけの評価を受けたのか。その理由は、D&Iを企業文化としてだけではなく、全社員が個々の責任として積極的に推進している点にあります。D&Iの理念はポーラの製品やサービス、組織全体に浸透し、その影響は社外にも広がっています。

D&Iアワードについて

D&Iアワードは、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を表彰するために設立された、日本でも最も権威のあるアワードの一つです。企業は「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの分野での取り組みに基づいて評価され、得点に応じて「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」「ベストワークプレイス」の認定が与えられます。ポーラは見事、最高評価の「ベストワークプレイス」に選ばれたのです。

ポーラのD&Iへの取り組み

ポーラは2029年に迎える創業100周年に向けて、さまざまな社会的壁を解消するためのサステナビリティゴールを設定しました。その行動方針は「We Care More. 世界を変える、心づかいを。」です。この理念に基づき、社内外でのD&I推進に力を入れています。

行動宣言

ポーラはグループ行動綱領において、個人の多様性を尊重し、不当な差別や嫌がらせを行わないことを宣言しています。この宣言は、ポーラがD&Iを真剣に考えている証拠です。

ジェンダー課題への取り組み

ポーラでは、社員一人ひとりのジェンダー課題に関する意識を高めるために様々な施策を実施しています。特に国際女性デーに合わせた活動には、YouTubeによる動画公開や無意識バイアスに関するe-ラーニングが含まれています。また、PRIDE月間においては、LGBTQ+をテーマにした社内ウェビナーを開催し、社外向けにも情報発信を行っています。

男性育休の推進

ポーラは育児休業に関する取り組みも評価されています。特に男性社員の育児休業取得を促進するための「育業復帰サポート手当」を新設し、実際に取得した社員の体験談をYouTubeで共有することで、社内の意識を変える活動に注力しています。

コミュニティ活動

社内でも「産育休応援プロジェクト」など、多様なコミュニティ活動が盛んです。無理をしない職場づくりや、LGBTQ+コミュニティの意見交換を通じて、多様性を尊重し合うカルチャーを育んでいます。

福利厚生の拡大

2022年からは福利厚生の適用対象範囲を拡大し、法律上の配偶者や家族だけでなく、事実婚や同性パートナーも対象にしました。また不妊治療や卵子凍結に対する支援も強化し、女性社員がより自由にライフスタイルを選べる環境を整えています。

次世代への教育支援

さらにポーラは、若い世代に対してもキャリア教育を支援するために、「10代のためのジェンダーの授業」を作成し、全国の公立小中学校に配布しています。これは、次世代が性別に関係なく自由に選択できる環境を整えるための重要なステップです。

まとめ

ポーラがD&Iアワードで2年連続「ベストワークプレイス」に認定されたことは、同社の揺るぎない取り組みの証です。多様性を尊重し、全社員が協力し合うことで、より良い職場環境の実現に向けて、これからもポーラの活躍を期待したいと思います。

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